米誌『Sports Illustrated』のジェフリー・ロビンソン記者が現地5月26日の記事で、シカゴ・ホワイトソックスの村上宗隆とデトロイト・タイガースの21歳ケビン・マクゴニグル内野手の名前を挙げ、ア・リーグ新人王の行方を展望した。
18本のヨルダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ)、17本のアーロン・ジャッジを抑えて、ア・リーグ単独トップの19本塁打を放っている村上について、「マクゴニグルとタイプが異なるため、単純に比較するのは難しい。それぞれ得意とする分野が異なる。村上は明らかなパワーヒッターで、それは打率(.234)の低さからも分かる。本塁打数、四球数、打点はメジャートップクラスだが、一方で三振数もリーグトップタイだ」と評価した。
さらに、「日本でプレーしていた2022年、22歳だった村上はキャリアハイの56本塁打、134打点を記録したが、そのシーズンも打率は.318にとどまった」として、「メジャーで新人王に輝くには、打率、出塁率、長打率を上げる必要がある(24日時点で打率.234、出塁率.370、長打率.547、OPS.917)。本塁打だけでは新人王ランキングで上位に入れないだろう」とまとめた。
一方のマクゴニグルについては、「厳しいシーズンを送っているタイガースの唯一の光明だ。打率.291、出塁率.395、長打率.427、OPS.822と数字を伸ばしており、あらゆる打撃面でスーパースターのような活躍を見せている」と記した。
「チェイス率と空振り率はリーグトップクラスで、三振と死球の成績も優秀だ。とりわけ選球眼が驚異的。開幕から53試合・233打席で、三振と四球の割合が1:1とエリートクラスの数字を残している。現時点でマクゴニグルは3本塁打にとどまっているが、そのほかの打撃成績はまさしく“新人王”を示唆している」
ロビンソン記者の見立てではマクゴニグルが優勢のようだが、はたしてシーズン終了後に新人王のタイトルに輝くのは、プロ実績が十分な村上か、2026年開幕前の有望株ランキングで全体2位に選ばれた米国期待のマクゴニグルか。
構成●THE DIGEST編集部
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