「ショット」のライダースに「リーバイス」の“501”。足元は「レッドウィング」を合わせた王道のアメリカンバイカースタイルを着こなす辻井晴香さん。大学生のころからずっと筋金入りのアメカジ好きで、バイクに興味をもったこともごく自然な流れだった。社会人になり、一人暮らしを機に一念発起し、ハーレーに乗るつもりで、いきなり大型二輪免許を取得した。
ひと目見て「コレに乗る
」と即決したスポーツスター

「“アメリカンタイプなら、絶対にハーレーしか乗らない”と決めていました(笑)。でも最初は国産のスポーツバイク。ハーレーに乗るまでの練習だと思って3台乗り継ぎました。少し落ち着いてきた30歳ぐらいのタイミングで、トコトコとハーレーを楽しもう……なんて考えていたんです」
縁が巡ってきたのは、“空冷スポーツスター”が絶版になったころ。彼女がちょうど30歳を迎えようという時期でもあった。もともと“ハーレーらしい音”に惹かれていただけに、水冷エンジンになって、あの音が失われてしまうのではないかと危惧したのだ。
「バイクの面倒を見てもらっていた『レッドバロン』さんでそんな話をしていたら、『いいのがあるよ』って。見せてもらった瞬間これだ
って決めました」
「アイアン883」は彼女にあつらえたかのようにフィットし、走ることが純粋に気持ちよくていまや一日700キロ(
)のツーリングも余裕でこなしてしまうほどのハマりっぷり。すごいです



弊社主催の「稲妻フェスティバル」はもちろん、革好きのための祭典「レザーズデイ」にも足を運ぶほどのアメカジ好き。ラム革ライダースはレザーズデイで購入。愛用のベルトは学生時代に手に入れたもので、手入れも行き届いている。


経年変化したスエードが味わい深いレッドウィングの“ペコス”はもう10年近く愛用。ブーツは特に好きで、現在は3足を所有。変化する革の表情や、お手入れの奥深さにハマったというから“本物”だ
2009 XL883N アイアン883



クラッチが握りやすいし、長時間乗ってもぜんぜんおしりが痛くならないから、一日12時間走り続けてもまったくストレスを感じないという晴香さん。走っている時に聞こえてくる音やフィーリングも含め、ただ乗ることが純粋に楽しいそうだ。
(出典/「CLUB HARLEY 2026年4月号」)