
ふたつのスケールのザクレロと、1/550のBパーツ換装ガンダムを同梱したキット。「1/250 1/550 ザクレロ」(BANDAI SPIRITS) (C)創通・サンライズ
【画像3枚】そういや「MAモードのガンダム」ってなんぞ? ←実は立体化もされてます
わずかな出番に残された語り継がれる謎
マグミクスは2026年5月4日、「『ガンダム』ジオン軍迷走? 異形すぎるメカ「6分で消えた怪物」「最後の水泳部員」」と題する記事を配信、これに多くの反響が寄せられました。
記事は「ジオン公国軍」の、見た目のインパクトが強烈なモビルスーツ(MS)/モビルアーマー(MA)として、おなじみのモンスターマシン「ザクレロ」と、知る人ぞ知る水陸両用MS「ジュリック」について解説するものです。
その寄せられた声のなかに、ザクレロがビーム・ライフル弾の直撃を受けても平気だったことを振り返る投稿が見られました。
これはTVアニメ『機動戦士ガンダム』の第32話「強行突破作戦」で描かれた、「ザクレロ」のわずかな出番のなかで、実のところ2度も見られる描写です。
詳しく状況を追ってみましょう。「デミトリー」が搭乗するザクレロは、「ハヤト・コバヤシ」の駆る「ガンタンク」と交戦中、「アムロ・レイ」の乗るMAモードの「ガンダム」によって、遠距離からビーム・ライフルを射撃されます。そのビームは右目付近に当たったように見えるものの、ザクレロはまったく無傷で、アムロも「外れたのか?」と呟いていました。
やがてザクレロ対ガンダムの一騎打ちとなり、アムロはすれ違いざまにビーム・ライフルを射撃します。このビームは明らかにザクレロを直撃するものでしたが、しかしまたもやザクレロは無傷だったのでした。
これだけを見れば、ビームを無効化する「Iフィールド・バリア」でも搭載されているかのように思えますが、しかし同バリアの実戦投入は、のちに登場する「ビグザム」が初めてといいます。そう、ザクレロは「Iフィールド・バリア」もなしに、ビーム・ライフル弾をはじき返した(無効化した)ことになるわけです。
このシーンについては、これまでもさまざまな解釈が試みられてきました。ザクレロにあって他の機体にないもの、という観点から、どう考えても装飾以上の意味が見いだせなかったあの「キバ」が、実はビームの無効化になにか重要な役割を果たしているパーツなのでは、といった見方もあるようです。ま、半ば以上ネタでしょうけれども。
ともあれ、ザクレロの謎の防御力については、いまなおこれといった定説はなく、『機動戦士ガンダム』における謎のひとつとして語り継がれています。
2029年に展開されるというリメイク作品では、はたしてザクレロの出番はあるのでしょうか。そして、謎のビーム弾無効についても説明がなされるのでしょうか。注目が集まり…はしないかもしれませんが、気にかけておくと楽しみが増えるというものですね。
