世界最高峰の格闘技団体「UFC」のマカオ大会が現地5月30日にマカオ・ギャラクシー・アリーナで開催され、元RIZINバンタム級王者の朝倉海がキャメロン・スモザーマン(米国)に1回KO勝利を収め、UFC3戦目で悲願の初勝利を飾った。
崖っぷちの侍ファイターが歓喜の涙だ。フライ級からRIZIN時代に主戦としたバンタム級に転向し、勝負の3戦目に挑んだ朝倉は1回開始から鋭い蹴りで攻め込む。1分過ぎに強烈な右フックで相手をダウンさせると、一気にケージにまで追い込み左、右とラッシュの雨。最後は左フックで失神させるとレフェリーストップでゴングが鳴った。
電光石火の攻撃で110秒で米国人ファイターを葬ると、朝倉はセコンド陣がいるゲージに飛び込み感情を爆発させた。
リング上で勝利インタビューを受けると、「Thank you so much!UFC Fan!」と笑顔で叫んだ。悲願のUFC初勝利について尋ねられると、「過去2試合で負けたから...」と切り出すと、目からこみ上げるものを抑えることができず涙を流す場面があった。「この試合で本当の自分を見せたかった。自分の打撃は世界に通用すると証明したい。誰とでもやってやる!今すぐにでも!」と力強い言葉でアピールした。
この試合は動画配信サービス『U-NEXT』などで生配信され、朝倉のKO勝利が決まるとネット上は沸騰。Xでは「朝倉海」がトレンド入りしたほど大きな話題になった。
「勝ったああああああ!!!!」
「いやー、強かったよ、海!!」
「泣きそう...チャンピオンになってくれ」
「やっぱりファイターの勝ち方は気持ちいいね」
「内容も問われる相手だったけど、それを満点クリアは素晴らしい!」
「泣きながら勝利を叫ぶ朝倉海カッコいいぜ」
「おめでとう!階級変更がハマったね」
元RIZINバンタム級王者の朝倉は24年6月にベルトを返上。同年12月のUFC初戦で、いきなりフライ級王者アレシャンドレ・ パントージャ(ブラジル)に挑戦するも、2回リアネイキドチョークで一本負け。25年8月にティム・エリオット(米国)との再起戦に臨んだが、再び2回ギロチンチョークで極められ、無念のタップアウト負け。UFC2連敗となり、階級をバンタム級に戻して背水の陣で挑んだ。
構成●THE DIGEST編集部
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