今回紹介するのは、スクエアなデザインと質実剛健な作りで昔からファンが多いスウェーデンのボルボ240。かつてはかなりの台数を街中で見かけたのだが、ここ最近はさすがに見かけなくなってしまった。そんな今だからこそ、あえて注目してみたい。
1985 ボルボ 240GL

ボルボはスウェーデンの自動車メーカーで、戦前デザインを60年代まで踏襲したPVシリーズや有名なアマゾン、P1800などを生産していた。中でも多くの人が代表的な車種としてイメージしているのが、240だろう。
240は、74年にデビューし、各部のリファインを続けながら940が登場した後も併売を続け、93年まで製造された息の長いモデルだ。
今回紹介するのは、東京・三鷹でクラシックボルボを数多く取り扱っているセカンドモータースで販売中の85年式4ドアセダン。240というと昔からワゴンが人気だが、ここ最近はセダン人気も急上昇中で、ジワジワと価格も高騰気味だという。ちなみに85年式はクロームのトリムも数多く残り、角目四灯というクラシックな外観ながら、この年から採用された新しいB230F型のエンジンを搭載しているという過渡期のモデル。
クラシカルなスタイルを安心して乗ることができる最適な一台というわけだ。

お手本のような3ボックススタイルの4ドアセダンボディは一周回って新鮮に見えるから不思議。かつてはワゴン人気が圧倒的だった240だが、ここ最近セダン人気が急上昇中なのも納得がいく。

’85年式のフロント周りは北米仕様のような角目四灯でクロームトリムも多いクラシカルなデザインが特徴。

足回りは純正の14インチスチールホイールにクロームトリムとハブキャップの組み合わせ。

後の年式はブラックオンリーとなるが、この時代の240はドア周りにもクロームトリムが備わるのが特徴。

エンジンはこの年より採用されたB230F型2.3リッターで4速オートマチックとの組み合わせとなる。

シートは鮮やかなブルーのファブリック素材で滑りにくく座り心地も良いのが特徴。取材車両はシートの状態も良好。

ダッシュは直線基調デザインのいかにも80年代らしいデザイン。日本には右ハンドルも数多く輸入されているが、取材車両は左ハンドルとなる。

リアシートの中央にはトランクに貫通する小さな穴があり、スキーなどの長尺物を車内に搭載できるようになっている。

メーターパネル内に時計、スピード、水温/燃料の3つのメーターが並ぶ。ブラック地にオレンジの指針を組み合わせた視認性の良いデザイン。
Specification:
全長:4785mm
全幅:1715mm
全高:1450mm
ホイールベース:2650mm
エンジン:水冷直列4気筒
排気量:2316cc
燃料供給方式:インジェクション
駆動方式:FR
税込車両価格:ASK

【問い合わせ】
セカンドモータース
東京都三鷹市大沢1-13-23
Tel0422-33-8888
10時〜19時 日曜休み
https://www.2ndmotors.co.jp/
(出典/「Lightning 2026年5月号Vol.385」)