なんとも異色のコンビ、綾瀬はるかと大悟(千鳥)のW主演による映画「箱の中の羊」が5月29日に公開された。演技のイメージがない大悟だけに、はたして俳優など務まるのだろうかという懸念はあったが、先日閉幕した第79回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で、本作の評価が非常に厳しいものだったとのニュースを知り、「綾瀬はるかはまたババ引いちゃったな」と残念でならなかった。
綾瀬はるかはこれまでテレビドラマでは「世界の中心で、愛をさけぶ」「ホタルノヒカリ」「JIN-仁-」「義母と娘のブルース」といった作品で、主役・ヒロインを演じて好評を博してきた。
しかし、こと映画に関しては、そこまでのヒット作に恵まれていない。特に長谷川博己とのW主演作「はい、泳げません」(2022年5月公開)をはじめ、木村拓哉とのやはりW主演作「レジェンド&バタフライ」(2023年1月公開)、現在も交際中と噂されるジェシー(SixTONES)との馴れ初めとなった「リボルバー・リリー」(2023年8月公開)と、近年の主演作はどれも「大コケ」と言われたものばかり。
片や大悟は5月25日の「大悟の芸人領収書」(日本テレビ系)で、「箱の中の羊」での自分の演技について「ほんまにな、なんの役作りもしてないねん」と明かしている。
「箱の中の羊」とは間違いなく、サン=テグジュペリの「星の王子さま」の一節から取られたものだ。「大事なものは目に見えない」。はたして「なんの役作りもしてない」という大悟の演技から、我々は大事なものを感じることができるだろうか。
お笑い芸人といえば、「よゐこ」の濱口優を語る上で「いきなり!黄金伝説。」(テレビ朝日系)(1998年~2016年)は外せないだろう。「1ヶ月1万円節約生活」「○○で0円生活」といった名物コーナーに始まり、「無人島0円生活」では濱口が海に潜り、モリで魚を捕獲した際に「獲ったどー!」と叫ぶ。番組終了後も大人気のフレーズとして語り継がれるものとなった。
その濱口が、学年は同じだが芸歴では後輩にあたる「ココリコ」(遠藤章造、田中直樹)のMC番組に出演することは葛藤があったと、自身のYouTubeチャンネル「濱口優と秘密基地」で濱口が振り返っている。
そもそも「いきなり!黄金伝説。」には一時代を築きながら、スケジュールの空いたタレントが出ていた印象が強く、
「当時、めっちゃ葛藤はありました。ナイナイとか極楽と肩を並べてやっている状態で、そこに出てしまうことがナイナイ、極楽に対しても申し訳ないんじゃないかなって考えてました。初めて言うかもしれない、これ…」
先見の明か、それとも方便か。
騒動後はキャスティングで敬遠される出来事が
さて、テレビ界では大騒動が起きた。タレントでモデルのあのが「干され危機」に見舞われようとしているのだ。
発端は5月18日深夜放送の「あのちゃんねる」(テレビ朝日系)での発言だ。「ベッキーの次に嫌いな芸能人は?」と問われたあのは「鈴木紗理奈!」と即答。
これに20日に鈴木がInstagramで〈普通にいじめやん〉と猛クレームを投稿すると、22日にテレビ朝日が謝罪コメントを発表。23日には番組公式サイトでも謝罪文を掲載し、TVerの当該回は即日配信停止となった。
すると、あのはXに衝撃投稿。
〈もう続けたくないので番組を降ります〉
なんと、勝手に電撃降板を宣言したのである。その後、番組は実際に6月15日の放送を最後に終了することになった。
5月28日の「東スポWEB」は、別のバラエティー番組であのの起用が見送られたと報道。キャスティングにあのの名前が挙がっていたのだが、騒動を鑑みての措置となったというのだ。
もちろんこれは、単にひとつの番組での出来事だ。様々な理由で頓挫することはよくあることだが、各局があのを「面倒くさいタレント」として過敏になっているのは間違いない。今後、出演交渉の段階でブレーキを踏むケースは続くものと思われる。

