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上田綺世にプレミア熱狂! トッテナム、エバートン、リーズが争奪戦 フェイエノールト指揮官も“慰留限界”か

上田綺世にプレミア熱狂! トッテナム、エバートン、リーズが争奪戦 フェイエノールト指揮官も“慰留限界”か

今シーズン、25ゴールを決め、エールディビジの得点王に輝いたフェイエノールトの日本代表FW上田綺世が、移籍市場の注目銘柄になっている。いま最も資金力のあるリーグと言えばプレミアだが、その中で、特に彼への関心が取り沙汰されているのがエバートン、トッテナム、リーズ・ユナイテッドの3クラブだ。

 プレミアリーグを中心とした世界各国のニュースや移籍情報を発信する専門メディア『TheHardTackle』が3クラブの思惑をまとめている。

 まずエバートンについては、前線の不安定さを解消するターゲットとして上田の名前を挙げている。「ベトとティエルノ・バリーはどちらも絶対的なレギュラーとしての地位を確立するには至っていない。欧州カップ戦の出場権獲得という野心を掲げるエバートンには、一定のゴールを保証するストライカーが必要だ。その中でウエダは現実的なターゲットとなっている」
 
 一方、リーズへの移籍については、戦術的ニーズに合致していると説明する。「ダニエル・ファルケ監督が採用する2トップシステムは、前線の双方のポジションにおいて信頼に足る得点力を要求する。前線の現有戦力に物足りなさが残る中、ウエダが今シーズン見せた好調ぶりは、指揮官がFWに求める安定感とパフォーマンスの要求水準に達するものである」

 最後にトッテナムに関しては、前線の駒不足との関連性で上田を獲得する可能性が浮上していると強調する。「トッテナムにとってFWの獲得が急務となっている。前線の一角を占めるランダル・コロ・ムアニがレンタル期間終了後の退団が既定路線となっているため、クラブはその穴埋めを見据えた計画を立てなければならない。さらに、ドミニク・ソランキは24年夏の加入以来、故障の多さも重なり、前線の安定を脅かしている。ウエダはその中で新たな選択肢を提供する」
  そんな中、上田が所属するフェイエノールトのスタンスについて、英メディア「Football Insider』は、ある情報筋の話として「最大の得点源を失う件については非常に難色を示しているが、相応のオファーが提示されれば、売却を検討する用意がある」と報じている。

 ロビン・ファン・ペルシ監督も「私の視点から言えば、来シーズンもここにいてほしいと思っている。得点源としても、我々のスタイルを体現する上でも欠かせない存在だ。彼の視点に立てば、ステップアップするための良いタイミングなのかもしれないが、将来を決めるのは私ではない。それが現実的な話なのかどうかは全く分からない。いずれにせよ、私は彼の残留を願っている」と語る。教え子の上を目指す気持ちに理解を示しつつも、チームの台所事情から引き留めを熱望する指揮官の複雑な心境が滲む。

 エバートンの専門サイト『Goodison News』は、『Sofascore』のデータを引用し、「わずか18.93のゴール期待値(xG)で25ゴールを記録しており、シュート成功率は25%に達する。これはxGを大きく上回る数値であり、フィニッシュの局面で自信に満ちあふれている」と上田の決定力を高く評価した。

 一方で同メディアは、デイビッド・モイーズ監督が採用する堅守速攻型のスタイルとの相性についても言及。1試合平均3.3本のシュートを放っていたフェイエノールト時代のような、攻撃機会に恵まれた環境をエバートンで得られない場合、その獲得がリスクになり得るという懸念も示している。

 フェイエノールトとの現行契約は2028年6月まで。データサイト『transfermarkt』が算出する市場価値は1700万ユーロ(約31億円)に達する。W杯は実力を世界へアピールする最高のショーケースと言われる。そこで結果を残せば、その価値はさらに跳ね上がるだろう。上田がW杯の開幕と移籍市場のオープンを目前に控え、キャリアの大きな岐路に立っているのは間違いない。

文●下村正幸

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配信元: THE DIGEST

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