アイドルグループ「嵐」が活動終了を迎えた5月31日、東京ドームでラストツアー「We are ARASHI」(5都市計15公演、約49万人動員)のファイナル公演が開催され、約26年半の歴史に幕を下ろした。
1999年のデビュー曲「A・RA・SHI」など全33曲を約3時間半にわたり、会場や生配信で世界中のファンが見守った。
デビュー以来、大々的にその活動を報じ、バックアップしてきた各メディアは、ラストライブでそれほど恩恵を受けることができなかったという。
「メンバーの意向で報道陣はシャットアウト。各メディアは公演の模様を動画配信で見るしかありませんでした。各スポーツ紙や一部ウェブメディアには写真、テレビ各局には動画が提供され、それを報じるしかありませんでした。ウェブ記事の解禁は6月1日の午前4時。各スポーツ紙は紙面の売り上げやウェブ記事のアクセスにつながったでしょうが、テレビ各局は番組の視聴率アップにつながるわけではありませんでした。5月24日の夕方の同じ時間に、各局で一斉にドーム公演の告知CMが流れたのが、せめてもの恩恵でしょう」(テレビ局関係者)
ぶっちぎりトップはサッカー日本代表VSアイスランド戦
ラストライブは午後6時にスタート。同時刻、相葉雅紀の冠番組「相葉マナブ」(テレビ朝日系)がスタートしたが、平均世帯視聴率は6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。前週より1.4ポイント下がり、ライブの影響を受けてしまったようだ。
午後7時20分からは、サッカー日本代表のW杯前のテストマッチとなるアイスランド戦が放送された。世帯視聴率は15.3%で、同時間帯ではぶっちぎりのトップとなった。
午後8時からのNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」は10.8%で、前週より0.8ポイントダウン。視聴率が伸び悩む日曜劇場「GIFT」(TBS系)は前週より1.5ポイントダウンし、これまでの放送でワーストの6.0%だった。
両ドラマの視聴者ダウンは、少なからず嵐のライブ生視聴の影響を受けたからかもしれない。
(高木光一)

