
山下清悟監督によるオリジナルアニメーション映画「超かぐや姫!」(1月22日よりNetflixにて配信中/2月20日より劇場公開中)。このたび、2月20日より始まった劇場上映が、6月18日(木)をもって終了することが明らかになった。また、6月19日(金)には、キャスト陣および山下監督が登壇する卒業記念部第挨拶が実施されることが発表された。
■著名クリエーターが集結した現代の「かぐや姫」
「超かぐや姫!」は、「呪術廻戦 第1期」「チェンソーマン」「うる星やつら」などのオープニング映像演出を手掛けてきたアニメーションクリエーター・山下氏の初の長編監督作品。Netflix映画として1月22日より世界独占配信され、2月20日からは劇場上映がスタート。1週間限定の予定だったが、反響を受けて、急きょ上映期間延長や上映館が拡大。5月18日時点で累計動員数120万人、興行収入25億円を突破するなど、勢いを増し続けている。
“音楽アニメーションプロジェクト”である本作に楽曲を提供するのは、ryo(supercell)、kz(livetune)、40mP、HoneyWorks、Aqu3ra、yuigotら著名なボカロPの面々。山下氏が得意とする物語に寄り添った情緒的な絵作りと、3Dのカメラワークによるアクションを生かし、仮想空間「ツクヨミ」でのライブステージと、“歌”でつながる少女たちの絆を描く。
アニメーション制作は、「ペンギン・ハイウェイ」「泣きたい私は猫をかぶる」などの作品を生み出してきたスタジオコロリドと、今回がスタジオ初の作品となる、山下氏が率いるスタジオクロマトのタッグで行われている。
■「超かぐや姫!」あらすじ
本作は、古典文学「竹取物語」をベースとした、新たな「かぐや姫」の物語。舞台は、今より少しだけ先の未来。都内の進学校に通う17歳の女子高校生・酒寄彩葉(CV:永瀬アンナ)は、アルバイトと学業の両立に励む多忙な日々を送る中、インターネット上の仮想空間「ツクヨミ」の管理人兼大人気ライバー(配信者)・月見ヤチヨ(CV:早見沙織)の配信を見て癒やされていた。自分の分身を作って誰もが自由に創作活動を行う「ツクヨミ」で、彩葉はヤチヨの推し活をしながらバトルゲームで細々と小遣い稼ぎをしていた。
そんなある日の帰り道、彩葉は七色に光り輝くゲーミング電柱を見つける。中から出てきたのはかわいい赤ちゃん。放っておけず連れ帰ると、みるみる大きくなり、彩葉と同い年ぐらいの女の子になり、彩葉は「あなた、もしやかぐや姫なの?」と驚いた。
成長したかぐや姫はわがまま放題で、彩葉は「ツクヨミ」でのかぐや(CV:夏吉ゆうこ)のライバー活動を手伝うことになる。彩葉がプロデューサーとして音楽を作り、かぐやがライバーとして歌うことで、2人は次第に打ち解けていく。しかし、かぐやを月へと連れ戻す不吉な影がすぐそこまで迫っていることに、2人は気付いていなかった。
■サブスク配信から始まった期間限定上映、上映期間大幅延長の末に終幕へ
2月20日より“1週間限定”の触れ込みで始まった劇場上映。わずか19館という小規模公開、Netflixで配信中という作品ながら、同週末の動員ランキングで5位にランクインするなどの記録を打ち立てた。その後、ファンや劇場からの要望に応えるとして上映期間の延長、上映館の拡大が行われ、劇場公開から3カ月以上が経過した5月時点でなおも全国で上映を継続中。興行収入も25億円を突破するロングランヒットを記録している。
そんな本作もついに6月18日(木)をもって上映を終了することが決定(一部劇場を除く)。約4カ月間の上映に幕を下ろし、劇場を“卒業”することとなった。
終映にあたっては山下監督からもコメントが寄せられ、「1週間限定上映が始まった時にはまさかこんなロングランになるとは想像していませんでした。これもひとえに協力いただいた全国の劇場関係者の皆様、そして応援いただいた観客の皆様のおかげです。残りわずかとなりましたが引き続き劇場でしか体験できないかぐやたちの物語をお楽しみください!」と、劇場に足を運んでくれた観客へ感謝の想いを伝えている。
また終映翌日の6月19日(金)には、神奈川・チネチッタと東京・シネマシティの2館で「“最後のファンサだ!”卒業記念舞台挨拶」を実施することが決定。かぐや役・夏吉ゆうこ、月見ヤチヨ役・早見沙織と山下清悟監督が登壇を予定している。なお、シネマシティで行われる舞台挨拶は、作品公式YouTubeチャンネルにて中継配信が実施される。

