
アイドルグループ・僕が見たかった青空(僕青)が、結成3周年の節目を迎える。6月3日(水)には、Billboard JAPAN週間シングル・セールス・チャートで自己最高売上を記録した前作「あれはフェアリー」以来、約6カ月ぶりとなる8thシングル「FUNKY SUMMER」をリリース。今作はデビューシングル以来となる全員歌唱の表題曲で、メインメンバー(センター)は2作連続で金澤亜美が務める。今回はリリースと周年を記念して、歴代のシングル表題曲でメインメンバーを務めた金澤、八木仁愛、杉浦英恋、そしてグループのリーダー・塩釜菜那の4人に、楽曲の魅力やグループの現在地について話を聞いた。
■新曲「FUNKY SUMMER」は僕青の新境地
――まず、新曲「FUNKY SUMMER」を聞いた第一印象を教えてください。
杉浦:夏らしい曲が届いたらうれしいなと思っていたんですけど、今回は爽やかでキラキラしたのとはまた違ったテイストで。新しい一面が見られそうな夏曲が来て、とってもワクワクしました。
八木:最初に聞いた時、イントロで「Foo!」って音が入るのですが、明るくアップテンポな曲だなというのが第一印象でした。5thシングル「恋は倍速」のカップリング曲「青空ディスコティック」に少し似た、懐かしさのある明るいポップさもありながら、ライブで披露した時により一層魅力が際立ちそうな曲だなと思ったので、早くファンの皆さんと一緒に盛り上がりたいですね。
塩釜:すごく夏らしくて、どこか色気を感じるような曲です。「夏全開で楽しもうぜ!」という勢いや海を感じさせます。僕青は爽やかさや青春、若々しさが良いところでもありますが、少し大人になった部分も見せていけたらいいなと思いました。
金澤:想像していた感じと違ったので少しびっくりしました。でも、すごく耳に残るし、アップテンポで夏っぽくて。私もライブで披露するのが楽しみです。
――前作の「あれはフェアリー」はかわいらしい振り付けなど、これまでのシングル楽曲とは違った印象でした。今回の曲は、これまでの僕青のイメージと比べていかがですか?
塩釜:今までの曲はどこかに“はかなさ”があったんですけど、それに比べたら今回は本当に陽気な感じで、そこが今までの僕青とは違うかなと思います。
八木:歌詞に「嫌なことは忘れようよ」とあって、「今は忘れて楽しんじゃおうぜ!」という真夏な感じの曲ですね。
金澤:確かに。僕青の曲は割と嫌なことにフィーチャーすることが多いから、逆に「全部忘れて楽しんじゃえ!」という明るい感じの曲は、これまでの曲と違って結構珍しいですね。
――振り付けで苦労した点、注目してほしいポイントはありますか?
金澤:特徴的な振り付けが多い気がします。聴くとノリノリになる曲ですし、一緒に踊りたくなるような振り付けがたくさんあるので、ぜひ一緒に踊ってほしいです。
八木:振り付けはそんなに難しくはないですが、(重心の)上がり下がりが激しいので、足腰が弱い方はちょっと危険かなって(笑)。全体的にわちゃわちゃした構成になっているので、ノリノリになって一緒に騒げると思います。
パートを歌っているメンバーの横で、こっちでは「フェス会場を作ってます」みたいな面白い振り付けがあるんです。そこは本当にみんなが普通にわちゃわちゃと楽しんでいるので、個人的には過去一、メンバーと目が合う回数が多い曲で、すごく楽しいです。

■夏をギュッと詰め込んだMV撮影の裏側
――ミュージックビデオ(MV)は5月15日に公開されていますが、改めて内容を教えてください。
金澤:夢の中で青い手紙が出てきて、教室で手紙を探すんですけど、その夢はメンバーのみんなも見ていたんです。それで「探しに行こう」となって、その見つけた手紙には「青春は『今しかない』」と書いてあって…というストーリーです。でも、MV自体はイメージカットも多かったり、みんなが楽しそうに遊んでいる姿がたくさん映っていて、夏をギュッと詰め込んだMVになっているかなと思います。
――確かに制服姿の皆さんが学校中を探し回ったり、浜辺ではしゃいでいたり、青春真っ盛りと感じさせる映像でした。撮影現場はいかがでしたか?
塩釜:撮影中も結構自由でワイワイしていました。2日間に分けて撮影したんですけど、2日目は海に行って「自由に遊んでください」という場面もあって。僕青は楽屋がいつもすごくにぎやかなんですけど、それが映像にもそのまま出ていて、僕青らしい仕上がりになっています。
――楽屋はにぎやかなんですね(笑)。
塩釜:めちゃくちゃうるさいです(笑)。でも、みんなまだ若いので、眠い時はみんなで寝るし、騒ぎたい時はみんなで騒ぐ、みたいなそんな感じです。
――杉浦さんも映像の中で手紙を見つける演技がありました。
杉浦:手紙を見つけて喜んで、はしゃいでいる人を演じました。振付師さんから「みんなのテンションを上げて」と言われたので、何かしら言葉を発しながら撮らせていただきました。
――映像の中で声は使われてないけれど、言葉を発していたと。
塩釜:すごくうるさかったね。あれ、何を言ってたっけ?
杉浦:何を言ったかは覚えてないんですが、MVでは口がパクパクしているのが見られるかもしれないので、注目してみてください。

■“ファンキー”なメンバーは満場一致で…
――曲名にかけて「この人はファンキーだ」と思う…。
八木:(質問の途中で杉浦を指さす)。
――早いですね(笑)。
八木:満場一致で英恋な気がして。奇想天外な感じで、思うままに行動している感じがファンキーです。パッションとファンキーで。
杉浦:私、ファンキーって言われて嫌な気はしないです。でも、ファンキーなのかな?
塩釜:時と場合によるね。英恋以外ならゆり(宮腰友里亜)とか。
八木:見た目からファンキー(笑)。
塩釜:好きなものもファンキーだよね。
――では、夏曲ということで、皆さんが今年の夏にやりたいことを教えてください。
八木:夏の楽曲をたくさん聴きたいです。大音量で聴きながらノリノリになりたいです(笑)。
金澤:海、プール、グランピングに行きたいし、流しそうめんがしたいです。竹を割るところからやりたいですね。
――「メンバーみんなで流しそうめん」は、YouTubeの企画でできそうですね(笑)。
杉浦:夏に限らず、やりたいことってあまりないんですよね…。
八木:自由研究とかしたら?
杉浦:ん~、好きなものにたくさん触れて過ごします。
――夏といえば、今年もワンマンライブ「アオゾラサマーフェスティバル2026」(8月30日[日]、東京・豊洲PIT)があります。
杉浦:去年、すごく楽しかったです。
八木:コラボが多かったよね。
杉浦:今年はまた違ったテーマになりそうです。まだ決まってないので何も言えないんですけど(笑)。
金澤:楽しいライブにしたいです!

■久々の全員歌唱で「もう一度気持ちを一つに」
――今回の表題曲は、久々の全員歌唱です。
塩釜:楽しみですし、しばらく「青空組」(表題曲の歌唱やメディアへの出演)と「雲組」(ライブなどを中心に活動)で分かれて活動していて、目指すところが一つにまとまるのが難しい時期もあったんですけど、みんなで共にする時間が長くなるので、3年目を迎えるにあたって、もう一度みんなで気持ちを一つにしていけそうなシングル期間になりそうだなと思っています。せっかくみんなで歌えるので、たくさんの方に届いてほしいですね。
――金澤さんは2作連続のメインメンバーです。
金澤:今回はみんな(全員)が後ろにいてくれるので、すごく心強いし、安心感があります。
――3人から見たメインメンバーとしての金澤さんはいかがですか?
塩釜:内に秘める思いが熱くていいなって思います。この前、亜美の雑誌インタビューを読んだのですが、言葉には出さないけれど熱い思いを持ってくれていて、頼もしいなとうれしくなりました。
八木:言語化するのが難しいんですけど、亜美ちゃんが真ん中に立つと、一気に華やかに、アイドルらしくしてくれるなと感じています。「あれはフェアリー」は切なくてかわいらしい曲なんですが、それを亜美ちゃんが立ってくれたから、あそこまでかわいく、華やかになったと思うので、人目を引く魅力を持っている子だと思っています。
杉浦:真ん中に立っているからだけではなくて、どの曲でも自分の見せ方や、曲の伝え方がすごく上手だなって思います…好きです。いいなって思います。
塩釜:ライブで撮影OKの曲があるんですが、亜美の後ろに自分が写っていたりすると病みます(笑)。
杉浦:確かにしょげますね。
塩釜:SNSを見ていると動画とかが流れてくるんですよ。みんなを撮ってくれているんですけど、亜美の後ろで私が踊っていたりすると、「わ~、何これ!?」って思うくらい亜美がかわいいんです。でも、前にいてくれるからこそ、それを見て頑張ろうと思える自分がいます。
八木:“金澤亜美”を崩さず、全部の曲に入り込めるところがすてきだなって思います。だから、目を引くのかなって。
金澤:めっちゃ褒めてもらえてうれしいです、うふふ(笑)。


■結成3周年を迎える僕青の現在地とファンへの感謝
――僕青は結成3周年を迎えますが、グループは今どういうポジションにいると考えていますか?
塩釜:ポジションかぁ。目指してるところはしっかりあるんですが、全然まだまだだって、メンバーともよく話していて思います。でも、自分たちの志は高くて、プライドもある。だからこそ、もっとたくさんの挑戦していきたいなって思います。今の場所にいるからこそできることがあるし、勝負していきたいんです。
今度、対バンイベントをやらせていただくのですが、何がきっかけで広がるか分からない。私たちがパフォーマンスを武器にしているのなら、外に出ていろんなアイドルのパフォーマンスから学びたいし、他のグループのファンの方にも見てもらって。「僕青いいな」と思ってもらえるチャンスにしたいです。
八木:世間的には、グループの名前は聞いたことがあって、“応援したい”という熱量にまではまだ届いていないんじゃないかなって思うんです。
杉浦:難しい道をずっと行っている気がします。私たちの努力や計算が(スマホの)スワイプ一つで消えてしまう時代に、どう勝負したらいいのか分からない時もありますね。
――何がきっかけになるか分からないからこそ、たくさん悩んで、いろいろ考えることはいいことだと思います。
塩釜:でも、曲がバズるのを“待つ”だけではなく、私たちが積極的に発信して、これからも攻めの姿勢でいきたいです。
――では、最後にファンの方へのメッセージや今後の活動への意気込みをお願いします。
塩釜:アニバーサリーシングルなので、感謝を伝えたいです。そして、握手会やオンラインなどで、会いに来てくださった方をもっと楽しませられるアイドルになりたいです。僕青を好きになってくれる人を増やしたいですね。この間、街で「僕青だ」って気付いてくれた方がいたんです。それがすごくうれしかったので、もっと街で気付いてもらえるようなグループになれるように頑張ります。
八木:純粋にライブやイベントを楽しみにして来てもらって、「楽しかった!」と笑顔で帰ってもらえるように頑張りたいです。
杉浦:もっともっと好きでいてもらえるように、私たちもファンの皆さんをもっと好きになりたいし、相思相愛な関係でいられたらなって思います。
金澤:いつも応援してくださることに感謝の気持ちでいっぱいです。今の僕青を好きでいてくれる大切なファンの方も大切にしたいし、これから好きになってくださる方も増やしたい。このシングルは、僕青を見ている間は嫌なことも全部忘れちゃうくらい楽しい曲にしたいので、これからも応援よろしくお願いします。


