昨年は黄金世代の台頭で大いに盛り上がった女子ツアー。今年はひとつ下の世代のプラチナ世代も続々参戦予定。そんな今シーズン活躍しそうな選手を女子ツアーに詳しい青木翔コーチが予想&マネしたいポイントを解説!
手ではなく腕でクラブを上げる

青木選手はクラブさばきが天才的にうまい選手なので、注目したいですね。
スイングのポイントは、小さな体を大きく使って打ってパワーを作り出していること。③のトップでウエアの左ワキ腹にシワが入っていますが、これはしっかり捻転ができている証拠です。クラブを高く上げて捻転を深くすると、落下スピードと捻転のエネルギーが大きくなって強いパワーが生まれます。このシワの入り方を目指してほしいですね。
これは手でクラブを上げるのではなく、肩甲骨から腕までを使ってクラブを上げるのがポイント。最初はウエッジ3本を持って素振り。下半身の形を変えずにクラブの重さだけを利用して振り上げるバックスイングで身につけてください。

青木瀬令奈
●あおき・せれな/1993年生まれ、群馬県出身。153cm。
体の回転に対してクラブがついてくる感覚

有村選手は体をしっかりと回す振り抜きのよさで、フェードを打つタイプ。チーピンが出る人にマネしてほしいスイングです。⑥の振り抜きで、回り切った体の左ワキの下からクラブが出ているところに注目。体の回転が少ないとクラブは左肩のあたりから出てきてしまいますが、これは腕だけで振り抜こうとしていることが原因。
アマチュアによくあるミスです。体の回転に対してクラブがついてくる感覚を身につけると、体をうまく回せるようになります。練習方法は、両ワキにタオルを挟んだままティーアップしたボールを打つドリルがオススメ。手でこねてしまうとティーを打ってしまうので注意してください。


有村智恵
●ありむら・ちえ/1987年生まれ、熊本県出身。159cm。

解説=青木翔
●あおぎしょう/1983年生まれ、福岡県出身。2012年にAOKI SHO GOLF ACADEMYを設立。渋野日向子のコーチを務め、全英女子オープンの優勝を導いた。
写真=中野義昌、小林司
取材トーナメント=センチュリー21レディス、サロンパスカップ

