
東野圭吾原作の「白鳥とコウモリ」が、松村北斗(SixTONES)と今田美桜のW主演により実写映画化し、9月4日(金)に公開。今回、解決したはずの殺人事件に関わる登場人物たちを演じたキャストが解禁された。
■「容疑者」の息子と「被害者」の娘が手を取り合った時…
善良な弁護士・白石健介(中村芝翫)が刺殺された事件。容疑者として浮上した一人の男・倉木達郎(三浦友和)の自供により事件は解決したはずだったが、容疑者の息子・倉木和真(松村北斗)と、被害者の娘・白石美令(今田美桜)は、互いの父の言動に違和感を抱く。「なぜ父は、殺人を犯したのか?」「なぜ父は、殺されないといけなかったのか?」出会ってはいけない、容疑者の息子と被害者の娘が手を取り合ったとき、“真実”が揺れ動く――。
原作は、累計発行部数1億部以上のベストセラー作家でミステリー界の巨匠・東野氏の同名小説にして、新たなる最高傑作。「夜行」、「手紙」の系譜を受け継いだ本作は、ミステリーの枠を超え、「罪と罰」という核心的なテーマを重厚な物語で描く。
W主演には、「第49回日本アカデミー賞」で優秀主演男優賞&優秀助演男優賞&話題賞(俳優部門)をトリプル受賞した松村と、連続テレビ小説「あんぱん」(NHK総合ほか)でヒロインを演じ、朝ドラ後映画初主演となる今田。二人が“事件の真相”を追う容疑者の息子と被害者の娘を熱演する。
さらに、物語のカギを握る主演二人の父を演じるのは三浦友和と中村芝翫。また、これまで社会的に孤立した人々の生き様に鋭く切り込んできた岸善幸監督がメガホンを取り、東野ミステリーを映像化した。
■柄本佑、井川遥ら事件に関わる重要なキャラクターを熱演
今回解禁となった追加キャストには、善良な弁護士が殺害された事件を調査する警視庁捜査一課刑事・五代努役の柄本佑、五代と共に行動する所轄刑事の中町役の前原滉。二人はコンビを組んで一度は解決したかに見えた事件の真相を追っていく。
また、小料理店の店主で、事件の容疑者・倉木達郎についてよく知る女性・浅羽洋子に風吹ジュン、母・洋子と共に小料理店を切り盛りする浅羽織恵に井川遥が扮(ふん)する。
そして、殺害された白石健介の妻であり、美令の母親である白石綾子を演じるのは吉田羊。誠実だった夫が殺害されたことに強いショックを受け、娘の美令にこれ以上容疑者の息子である和真と関わらないよう忠告をする。刑事、小料理店を営む親子、被害者の妻、それぞれの立場で事件に関わる者たちが織りなす、複雑な人間模様が描かれていく。
■柄本佑コメント
東野圭吾さんはあまりに大きな名前なので驚きもありつつ、お声がけいただいた岸監督も以前から知っていたので、ご縁も感じて、ぜひ出演させていただきたいなと思いました。
岸監督は考えて持っていったものを大らかに受け止めてくれて、監督の間口の広さ、懐の深さみたいなものに助けてもらいながら、「警察官」としての定型の中でいかに苦しみ、いかに傷ついていくのか。その様を自分なりに演じることができました。
大きな事件が絡み合っている中で、濃厚な人間ドラマが含まれたエンターテインメント作品になっていると思います。ぜひ劇場に足をお運びください。

■前原滉コメント
中町役で出演します、前原滉です。中町は柄本佑さん演じる五代とコンビを組んで事件の真実に近づいていく所轄の刑事という役柄です。
原作を読んでいく中で「ん?今何がどうなってて誰が何を知ってて何を知らないんだっけ?」と前のページに戻りながら読み進めたのですが、現場でも同じような状態になりました。たくさんの意外な展開と真実があります。そしてそれがとても緻密に作られていて感動を覚えました。
その原作をすてきすぎる俳優陣、スタッフの方々と大好きな岸監督での映像化。どうなっているのか楽しみです。皆さまもぜひ劇場で確かめてください。よろしくお願いします。

■井川遥コメント
被害者、容疑者、そしてその家族と…関わる全ての人たちの心を読み解くような作品だと思います。この重厚な作品を集約させた向井康介さんの脚本もまた素晴らしいと思いました。
過去の事件によって悲劇的な状況の中、生きてきた女性を演じる難しさを感じていましたが、岸監督はお会いした時から常に寄り添ってくださり、よりよい状況をつくり導いてくださりました。
複雑な人間模様を描き出すミステリーを魅力的なキャストの方々が演じられるので、ぜひ劇場で存分に味わっていただきたいです。
■吉田羊コメント
好きな小説の登場人物を演じられる機会を頂き、ご褒美のような現場でした。岸監督は、常に優しく寄り添ってくださり、登場人物たちの複雑な心の機微を壊さぬよう、時に気配を消し、時に眼光鋭く演出されているのが印象的でした。現場では細やかに気を配られ、私たちが最大限のパフォーマンスを発揮できるよう一緒に歩んでくださったことが、とてもありがたかったです。
東野圭吾作品ならではの複雑巧妙な謎解きと、その奥にある人間ドラマが胸を打つ作品です。また、個性豊かなキャラクターをすてきな俳優さんたちがそれぞれ演じておられますので、ぜひ劇場でご覧いただけるとうれしいです。
■風吹ジュンコメント
原作を本当に丁寧に掬い上げた脚本は、人の心の優しさや親切、そして揺れ動く心そのものが一番のミステリーになっています。
私の演じた役は、単に悲しいだけでなく、怒りや心の揺れを抱えています。孫がいて、大事な娘が横にいるという幸せな構図の中にありながら、実は壮絶な経験をしてきた、心の中はすごく大変な役どころ。岸監督は役者をよく見て、きめの細かい丁寧な演出をしてくださる方です。包容力があり、芝居をまるごと受け入れてくださるので幸せでした。
共演者の皆さまを考えた時にも、すてきなドラマになるだろうという期待感があります。皆さんに楽しんでいただける作品だと思います。


