現地6月1日、イタリア・ペルージャがバレーボール日本代表の石川祐希の退団を発表。クラブは石川に対する感謝のメッセージを公開し、そして石川本人の思い出を振り返った。
ペルージャは公式ホームページで、「石川祐希がペルージャとイタリアリーグに対して別れのあいさつ」と題したリリース記事を公開。「10年にわたりイタリアでプレーし、直近2シーズンはペルージャのユニホームを着て戦った日本のオポジット、石川が多くの経験、思い出、成長を糧に、新たな挑戦へと旅立つ」と伝えた。
「ラティーナで2年、シエナで1年、パドバで1年、そしてミラノで4年を過ごした後、2024-25シーズンにペルージャに加入した石川は、当初から2つの夢を抱いていた。それは、イタリア国内リーグの優勝とチャンピオンズリーグの優勝だ。2つの願いはわずか2年で両方ともかなえられた。日本のエースは、ペルージャという世界トップレベルのチームで技術を磨き上げたのだ」
一方でペルージャ公式は、石川のメッセージも記している。
「この2年間で多くの重要なことを学び、素晴らしい経験をしました。たくさんのトロフィーを獲得し、多くの試合に勝ち、負けもしましたが、僕たちが成し遂げたすべてが、自分にとって素晴らしい経験でした。技術面も成長しました。サーブ、レシーブ、アタック、ブロックのすべてです。毎日、とても素晴らしい選手たちと一緒に練習できました」
ペルージャでの2年で石川は6つのタイトルを獲得した。世界クラブ選手権1回、イタリア・スーパーカップ2回、チャンピオンズリーグ2回、そしてリーグ優勝1回だ。
ペルージャ公式は、「石川はペルージャの一員として公式戦59試合に出場して345ポイントを記録。ブレイクポイント142点、スパイクが306点、エースが25点。レシーブ成功数は83回で、これらの数字はペルージャでの2年における彼の技術的な成長を裏付けている。先発であろうと途中出場であろうと、石川は自分の役割を完璧に果たした。とくに加入1年目のチャンピオンズリーグでの戦いは、彼にとって最も素晴らしい思い出となっている」と振り返った。
また、石川本人も「僕にとって(印象的な思い出は)去年のチャンピオンズリーグです。ほぼ全試合に出場して優勝できたから。ペルージャというクラブにとっても、僕自身にとっても、あのトロフィーは人生で初めて手にしたもの。今シーズンも多くのトロフィーを獲得できたから、僕にとってそれらすべてが大切なもの」と語っている。
続けて石川は、「一番の素敵な思い出は、毎試合応援してくれるペルージャのサポーターたちです。いつも会場を熱気で堤、エネルギーを与えてくれる。アウェーの試合にも応援しに来てくれました。本当に素晴らしいと思います。高いレベルのトレーニングもいい思い出です。この2つが美しい思い出として記憶に残っています」と振り返った。
ペルージャ公式は、「チームの結束力こそ、ユウキのペルージャでの2年間を忘れられないものにした重要な要素だった。日々の練習、取り組みへの熱意、そして目標の共有において結束したチーム。もちろんコートの外でも結束できるグループだった」と記し、その点を石川は、「最高のチームメイトでした。コート上でもコートの外でも楽しめました。毎日彼らと過ごすことができて、本当に幸せでした。僕たちは素晴らしいチームでした」と語った。
さらにペルージャは公式SNSで石川の写真を掲載しながら、「ペルージャでの滞在は2年間だったが、あなたは私たちの心に特別な足跡を残してくれた。一緒に分かち合ったすべての笑顔と感動に感謝したい。あなたの未来と、これから待ち受ける新たな挑戦に、最高の幸運を祈っている。ペルージャはあなたのことを決して忘れない。ユウキに幸運を」と感謝のメッセージを記した。
ペルージャでの2年間、石川は最高の環境で、かけがえのない経験を積み重ねた。
構成●THE DIGEST編集部
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