『メルカリPresents NEO GLOBAL TAG LEAGUE 2026』神奈川・保土ヶ谷公会堂(2026年6月3日)
Bブロック公式戦 ○藤田和之&モハメド ヨネvsYoshiki Inamura&スタリオン・ロジャース×
保土ヶ谷大会のメインを飾ったネオ・グローバル・タッグリーグ戦Bブロック公式戦で“野獣"藤田の殺気が完全覚せいしてYoshikiと収拾不能の大乱闘。ついには一騎打ちで合意した。タッグリーグ戦は“ビーストファンキーズ"藤田&ヨネ組が、“SUNSETTERS"Yoshiki&スタリオン組を撃破し、3戦目にして初白星を上げた。
タッグリーグ戦はこの日から後半戦に突入。メインでは2戦勝ち星なしで崖っぷちの藤田&ヨネ組が、無傷連勝中のYoshiki&スタリオン組と激突した。
藤田が圧倒的なパワーと気迫を活かして序盤から大暴れ。特にYoshikiとは壮絶な肉弾戦を何度も繰り広げる。Yoshikiが握手を求めてきても徹底拒否し、Yoshikiがカットに入ると怒号を上げて場外に蹴り落とした。Yoshikiも感情むき出しで突っかかると、エルボー合戦、ラリアット合戦で火花。パートナーのヨネやスタリオンにも激情が飛び火し、両軍の真っ向勝負が展開された。
シーソーゲームが続くなか、SUNSETTERSは連係で活路を開こうとするが、野獣をなかなか攻めきれない。それでもどうにかヨネを排除すると、Yoshikiの延髄ラリアット、スタリオンのヘッドバットアタックが藤田にさく裂。これで口から流血した藤田に合体技・FROM DUSK TILL DAWNを仕掛けた。
ヨネがYoshikiを蹴りつけて防ぐと、息を吹き返した藤田はスタリオンを吹き飛ばし、Yoshikiにはラリアットを振り抜く。ここがチャンスと、スタリオンにダブルチョークスラムを決めると、最後はヨネがキン肉バスターをズバリ。藤田が間髪入れずにガッチリと押さえ込んで3カウントを奪った。
最後は“ビーストファンキーズ"が3戦目にして初白星を上げたが、試合が終わっても藤田の目は血走ったまま。血まみれの口を激しく動かして「来いよ!」とYoshikiに怒声を響かせたが、Yoshikiが意地になって握手を求めると藤田もブチ切れ、そのまま横っ面を張り飛ばして大乱闘に発展した。
必死に周囲が引き離しても、二人は暴走状態で突っ込み合ってもはや収拾不能に。ようやくYoshikiが冷静になっても、藤田は「なんだお前、来ないのか? そういうところが薄っぺらいんだよ!」と叫んだ。
するとYoshikiも地声のまま「ミスター藤田、いいよ。薄っぺらいと思うなら試してみろよ。ミーはユーからたくさん、たくさん、強さってものを学んでるんだよ。何回もユーにぶっ倒されてここまで来たんだよ。ミスター藤田…いや、藤田和之、あんたに何回もぶっ倒されて、何度も鼓膜破られて、何回も意識飛ばされて、俺は学んできたよ。あんたってものの危険さ、そして強さってものを。あんたまだまだ元気じゃないか。いつでもそのフラストレーション、たまっているものを俺にぶっ放してくれよ。いつだってユーと俺はファイトしたいんだ」と頭突きをカマした。
さらには「あんたに1回も勝ってないから俺は。だから、お願いします。俺はあんたと試合したいよ」と“一騎打ち"を直訴。藤田も「なに綺麗事言ってんだよ。分かってるのか、お前。憎しみも全部すべて(リングに込めて)やるんだよ。わかってんのか!?」と覚悟をただし、そのまま両者猛烈なビンタを交換。Yoshikiの覚悟を感じ取った藤田もようやく「やってやるよ」と握手に応じ、Yoshikiも「俺、あんたのこと大好きなんだよ」と叫んだ。
とにもかくにも大乱闘のち握手…で、ど迫力の肉弾戦必至な両雄の一騎打ちが決定的に。保土ヶ谷でのタッグリーグ戦が意外で強烈な副産物を産み落とした。
【Yoshikiの話】「ああ、クソ。SUNSETTERS負けたのに、何なんだよ。何なんだよって、ミーから仕掛けたことだけど。やっぱりおっかねえ藤田和之見ると、血が沸くよね。あの日、藤田和之がプロレスリング・ノアのリングに来た最初の日、今でも覚えてるよ。ミーは金剛にいた時だったかな。顔面ビンタしたのに顔がワンミリも動かなかった。あんなに強い人間っているんだ、人間なのかなって思ったね。そして、怖くなって攻撃止めるんじゃなくて、怖くなってさらにビンタしたのは、これまでの人生でも、ネバー・エバー、最初で最後。そして、あのレスリングの猛者・藤田和之にタックルまで仕掛けて。ジーンズはいたままのズボンでボコボコヒザ蹴り食らって。ここ(胸板)からブラッドが出た。切れたのもいまだに鮮明に覚えている。あんなに同じ人間とフェイス・トゥ・フェイスして怖かったことは、いろんなところでファイトしたけどないね。やっぱり藤田和之っていうスペシャルな男だから、ああいう怖さ、強さっていうのがあるんだろうな。そして、これはいくらでも話せる。シングルマッチした大阪、記憶も飛んでるから、どんだけ時間試合をしたかは忘れちゃったけど、メチャメチャ早かったのを覚えてる。パンチ2発食らって、気づいたら首絞め上げられて。それでミーのカズユキ・フジタとのシングルマッチは終わった。そして、セカンド・タイム。ミーが足を骨折して帰ってきた横浜。そこでまた彼にあっけなくやられた。今回は、ネクストがいつになるかは、アイム・ノット・シュア・イエットだけど、藤田さん、どこからものを言ってるんだって。もちろん下からに決まってるじゃないですか。ユーに一度も勝ってない。ユーをリスペクトしている。ユーをラブでヘイトなミーだからこそ、下からユーに改めてお願いします。リング上でシェイク・ハンド、そしてアクセプトしてくれたけど、改めてお願いします。ミスター藤田、ミーとファイトしてください。ミーはその日を楽しみに待っています。強くなった…ベタかもしれない。ベタなワードかもしれないけど、強くなったYoshiki Inamura、稲村愛輝、ユーにとってはどうでもいいかもしれない。だけど、強くなったミーを存分にユーにぶつけたいと思います。藤田和之、シー・ユー・スーン、バイバイ。(一度立ち去るが戻ってくると)言い忘れた。単純にプロレスラーになる前からユーのファンでもあったから。格闘家としてもレスラーとしても、ユーっていうのは強い。そう思ってミーは昔からファンでした。ミーはユーのファンでした。そして、今でもファンです。だからこそ愛を持って叩き潰したいと思います。センキュー」

