『セキチュー Presents BEST OF THE SUPER Jr.33』後楽園ホール(2026年6月3日)
Aブロック公式戦 ○マスター・ワトvsニック・ウェイン×
ワトがウェインを破ってスーパージュニア6勝目。Aブロック首位通過を決め、「見えてきた。優勝という2文字が」と3年ぶりV2とその先のIWGPジュニア王座戴冠を誓った。
2023年覇者・ワトは5勝3敗・勝ち点10でこの日の最終公式戦を迎えた。最後の相手は同じく勝ち点10のウェインで首位対決。ワトが勝てば1位通過が決定。ウェインは勝利しても直接対決で藤田とアキラに敗れているため試合前に脱落が確定してしまった。
目まぐるしい先手争いを制したのはジャンピングエルボースマッシュを放ったウェイン。ワトもすぐさまフェースクラッシャーで反撃し、スリーパーで絞め上げ、バックドロップで叩きつける。ウェインはミサイルキックでやり返し、ハンドスプリングスタナー、アサイDDTを立て続けにさく裂。ワトもコルバタで場外に吹き飛ばし、トペコンヒーロで突っ込んだ。
リングに戻すとワトはミサイルキックをお返し。レシエントメンテを狙う。ウェインが阻止してもゼロ戦キックをカウンターで放ち、プランチャを繰り出したが、回避したウェインは場外でその場飛びスパニッシュフライを決めて逆襲。エルボー合戦はワトがボディエルボーで制したが、ウェインは高速ドラゴンスープレックス、コードレッドを立て続けに決め、フロッグスプラッシュを投下。フィッシャーマンバスターで叩きつけた。
ワトも3カウントを許さない。ウェインが顔面蹴りを見舞い、ウェインズワールドを狙っても阻止。通天閣ジャーマンが不発に終わっても、回転十字固めで転がしてのレシエントメンテをさく裂させた。ハイキックで追い討ちをかけたワトはウェインがハイキックで応戦しても、棚橋弘至ばりのスリングブレイド、天山広吉ばりのTTDで押し返す。すかさず通天閣ジャーマンでダメ押しして3カウントを奪った。
この結果、ワトが勝ち点12で公式戦全日程を終了。藤田、アキラと首位タイに並び、直接対決で二人に勝利しているためAブロック1位通過が決まった。そして6・5高崎大会における準決勝の組み合わせは「ワトvsYOH」、「イーグルスvs藤田」に決定。くしくもともにパートナー対決となった。
試合後、マイクを持ったワトは「ニック、ユー・ソー・グレート。サンキュー・ソー・マッチ。レッツ・アゲイン・ユー、アイ・キル・ユー」とウェインにメッセージ。「見えてきた。優勝という2文字が」と手応えを強調すると、「もう一度このスーパージュニア優勝して、IWGPジュニアのベルトを初戴冠したいと思います」と新日ジュニアの頂点を見据えた。
ファンからの歓声に「獲るよ。任せてくれ」と呼応したワトは「YOHさんとのタッグ対決、どんな試合になるか。YOHさん、楽しみにしてますよ」と投げかかけると、「最後に一言。このBEST OF THE SUPER Jr.、マスター・ワトが優勝します」と誓って締めた。
バックステージで「ここからワトが新日本プロレス、新日ジュニア引っ張っていきます。その覚悟、このスーパージュニアで、ここに進んできた俺の折れない気持ち。それがすべてを物語ってると思います」と胸を張ったワト。「次、今までレスラーになってから一度も倒したことのないYOHというプロレスラーを次こそは倒して、このスーパージュニア必ず優勝します。そして、その先にある、さらなる頂を自分のこの手でしっかりつかみに行きたいと思います。必ずつかみます」と誓ってみせた。

