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アンジェリーナ・ジョリー、51歳の誕生日 役者・製作総指揮・慈善活動も長年行うハリウッドの至宝…“ヴィラン”マレフィセントもハマり役に

アンジェリーナ・ジョリー、51歳の誕生日 役者・製作総指揮・慈善活動も長年行うハリウッドの至宝…“ヴィラン”マレフィセントもハマり役に

アンジェリーナ・ジョリー(2025年/第78回カンヌ国際映画祭)
アンジェリーナ・ジョリー(2025年/第78回カンヌ国際映画祭) / 写真:REX/アフロ

俳優としてだけでなく、映画「マレフィセント」では主人公の“ヴィラン”マレフィセント役と兼任して製作総指揮を担当するなど、映画プロデューサーとしても活躍中のアンジェリーナ・ジョリーが、6月4日に51歳の誕生日を迎えた。競争の激しいハリウッドで今もなお圧倒的な存在感を放つだけでなく、長年にわたり慈善活動家としても精力的に支援に携わるジョリー。今回はバースデーをきっかけに、“アンジー”の愛称で日本のファンも多い彼女のキャリアを振り返る。

■子役デビュー、24歳でオスカー俳優へと躍進

オスカー俳優として知られるジョン・ヴォイトを父親に持つジョリーは、1975年6月4日にアメリカ・ロサンゼルスで誕生。幼き頃からハリウッドを身近に感じていた彼女は7歳の頃、ヴォイトが主演を務める映画「大狂乱」(1982年)にて彼の娘役として出演し、映画デビューを果たす。

10代前半ではファッションモデルとしてロサンゼルスやニューヨークで活動し、16歳で本格的に演技を学び始める。1995年に公開された映画「サイバーネット」で主演を務めたことをきっかけに、ジョリーの存在が着々と注目されていき、実在のモデルの生涯を描いた「ジア/裸のスーパーモデル」(1998年)で主人公のジア・キャランジを演じ、ゴールデングローブ賞の主演女優賞を受賞。

彼女の代表作の一つでもある映画「17歳のカルテ」(1999年)では、舞台である精神病院に入院しているエキセントリックな患者・リサを好演し、アカデミー賞の助演女優賞を獲得する。さらに2001年には、主演したアドベンチャー・アクション映画「トゥームレイダー」が大ヒットを記録するなど、着々とスター女優の仲間入りをしていった。

また、2005年にはブラッド・ピットとジョリーというハリウッドの2大トップスターが共演したことでも話題となった映画「Mr.&Mrs. スミス」が公開される。同作は互いの本当の正体を隠して結婚したすご腕の暗殺者夫婦が、所属する組織から互いを始末するよう指令を受け、愛と殺意の狭間で壮絶なバトルを繰り広げるアクション大作。2人の鍛え上げられた肉体美や、息の合った激しいアクションシーンが見どころだが、この共演をきっかけにジョリーとピットはのちに夫婦になり、やがて離婚した。

■ディズニー“ヴィランズ”マレフィセント好演が話題に

数々の出演作品で強烈な印象を残すジョリーだが、その中でも主演だけでなく製作総指揮を担った「マレフィセント」(ディズニープラスで配信中)で演じた、“ヴィラン”マレフィセント役のインパクトも大きい。

同作はディズニー・アニメーション映画「眠れる森の美女」(1959年)に登場する邪悪な妖精マレフィセントを主人公にし、彼女の視点でオーロラ姫との間に隠された物語を明らかにする実写映画。

「眠れる森の美女」といえば、マレフィセントの呪いによって、眠ってしまったオーロラ姫が白馬の王子様のキスによって眠りから覚めるというロマンス作品。「マレフィセント」は、そんなクラシカルなプリンセス物語を再解釈し、現代的なメッセージを織り交ぜながらマレフィセントとオーロラ姫の関係をひもといていくストーリーが展開され、ディズニー映画の可能性を広げた作品として、今も根強い人気を誇っている。

ジョリー演じるマレフィセントは、つらい過去を持った女性として描かれており、そこに彼女自身の人生経験も投影されたことで、単なる悪意にまみれたヴィランではないことを見事に表現している。

シリーズ1作目は大ヒットを記録し、続編となる「マレフィセント2」(2019年)では、オーロラ姫(エル・ファニング)が永遠の眠りから目覚めて数年後を舞台に描かれた。オーロラ姫とフィリップ王子(ハリス・ディキンソン)の結婚は人間と妖精の間に平和をもたらし、世界を幸福に導くはずだったが、その婚礼にはマレフィセントとオーロラ姫の絆を引き裂く罠が隠されていた。

フィリップ王子の母イングリス王妃(ミシェル・ファイファー)の策略によって、再びオーロラ姫に危機が迫り、彼女を救うためにマレフィセントが立ち向かうストーリー。幼少期の頃、ディズニー映画を見て育ったというジョリーは、その中でも好きな作品が「眠れる森の美女」でマレフィセントがお気に入りのキャラクターだったとインタビューで語っており、同シリーズは自他ともに認めるハマり役の彼女が堪能できる作品だ。

2019年に「マレフィセント2」ジャパンプレミアで来日した際に、ジョリーは「皆さんの心の中に(マレフィセントは)いる。ワイルドで、常に自由を求めていて、人生の中で傷ついたり、迷子になったような気がしたり、自分が他人と違うのではないかと思ってしまうことがある。何を言われようとも前進していく。そんな彼女は、私たちの心の中にいます」と語っており、“次回作”への期待も口にしていた。あれから約7年、第3弾でもジョリーが主演を務めることが決まったと一部のメディアは報じているが、果たして公開はいつになるのだろうか。

女優として第一線で活躍する一方、慈善活動家としての活動でも知られるジョリー。長年UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の親善大使を務めた経験もあり、国際問題に目を向け、世界各地の難民キャンプを訪問したり、人種差別や女性の権利を支援したり、多岐にわたって積極的に社会支援を行っている。

最近では、彼女が長く住んでいたロサンゼルスを離れ、他国で新たな人生をスタートさせようと計画していることも報じられるなど、今後の動向にも目が離せない。50歳を過ぎてもバイタリティーは衰えを知らないジョリー。誕生日をきっかけに、彼女の代表作をおさらいしてみるのも良いだろう。

◆文=suzuki


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