現地時間6月3日(日本時間4日)、サンアントニオ・スパーズとニューヨーク・ニックスによるNBAファイナル第1戦がフロストバンク・センター(テキサス)で行なわれ、アウェーのニックスが105-95で勝利。シリーズ成績を1勝0敗にするとともに、これでプレーオフ12連勝を飾った。
両軍の先発は、スパーズがディアロン・フォックス、ステフォン・キャッスル、デビン・ヴァッセル、ジュリアン・シャンパニー、ヴィクター・ウェンバンヤマの5人。対するニックスはジェイレン・ブランソン、ミケル・ブリッジズ、ジョシュ・ハート、OG・アヌノビー、カール・アンソニー・タウンズがスターティングラインナップに並んだ。
第1クォーター、両軍とも非常にハイペースで激しい攻防戦を繰り広げたなか、先に主導権を握ったのはスパーズだ。7-14で迎えた残り7分から、新人ディラン・ハーパーの連続得点やシャンパニーの3ポイントで20-3のランを展開。27-19と8点リードで最初の12分間を終えた。
しかし第2クォーター、ニックスは手負いのブランソンが躍動。第1クォーター終盤のリバウンド争いの際に右ヒザを負傷、また第2クォーター中盤にはシュートを決めた際にルーク・コーネットに左足首を踏まれるアクシデントに見舞われながら、ニックスのエースは魂の連続得点で残り4分20秒にチームを逆転に導く。
その後はリードチェンジを繰り返す一進一退の攻防が繰り広げられるなか、スパーズは残り1分を切ってからフォックスのスティールからの得点や好調シャンパニーのコーナースリーで抜け出し、55-48と7点リードで後半に突入した。
第3クォーター、互いにアウトサイドシュートを決め切れない状況下で、スパーズが一時14点までリードを拡大するも、ニックスはタウンズやブランソンの得点で残り2分に同点に追いつく。3点ビハインドの終了間際にはマイルズ・マクブライドのコーナーからのバンクショット3ポイントも決まり、76-76とタイスコアで第4クォーターを迎えた。
勝負のラスト12分、86-86と互いに一歩も譲らない緊迫した状況の残り7分半から、両軍エースが支配力を発揮する。ブランソンの8連続得点でニックスが94-86と抜け出せば、負けじとウェンバンヤマも3ポイントやバスケットカウントなどで8得点を奪い、95-94と再びスパーズを逆転に導く。
しかしブランソンも譲らず、残り1分50秒にコーナースリーを決め再度試合をひっくり返すと、残り38秒には右エルボーからタフショットを沈め、これがダガーに。“キャプテン・クラッチ”の超人的な活躍で、ニックスが息詰まる大熱戦を制した。
ニックスはブランソンがゲームハイの30得点、タウンズが18得点に12リバウンド、アヌノビーが17得点、ベンチからランドリー・シャメットが13得点をマーク。
一方のスパーズはウェンバンヤマが26得点に12リバウンド、キャッスルが17得点、シャンパニーが16得点に10リバウンド、ベンチからハーパーが16得点を記録するも、終盤に失速し痛恨の逆転負けを食らった。
1999年のファイナルと同じ顔合わせであり、今季のNBAカップ決勝のリマッチにもなったこのカード。1999年はスパーズが、NBAカップ決勝ではニックスが勝利したが、はたして今年の頂上決戦はどちらが制するのか。第2戦は中1日空いて5日(日本時間6日)、再びスパーズの本拠地で行なわれる。
構成●ダンクシュート編集部
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