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King & Prince永瀬廉・高橋海人だからこそ生まれた珠玉のコラボと楽曲…俳優経験も曲作りに昇華 “LAニコイチ旅”も間もなく開幕

King & Prince永瀬廉・高橋海人だからこそ生まれた珠玉のコラボと楽曲…俳優経験も曲作りに昇華 “LAニコイチ旅”も間もなく開幕

King & Princeの歩みを振り返る
King & Princeの歩みを振り返る

King & Princeの新たなトラベルバラエティー番組「King & Princeがまちあわせ in LA」が、6月17日(水)よりディズニープラスで世界同時独占配信されることが発表された。また、デビュー8周年記念日である先月5月23日にはこれまで未配信だった全楽曲の配信も開始。デビューから8年あまり、永瀬廉と高橋海人はアイドル、アーティストとして互いを高め合ってきた。今のKing & Princeの楽曲やスター性には、この2人で歩んできたからこその絆が凝縮されている。今回は、前身ユニット・Mr.King vs Mr.Princeの結成から11年となる本日6月5日に合わせ、あらためてこれまでの歩みを振り返ってみたい。

■“世界のアイドル”ミッキーとのコラボも実現

King & Princeは2025年、ミッキーマウスとのコラボソングとして、ミッキーのオフィシャルテーマソング「What We Got 〜奇跡はきみと〜」をリリースした。King & Princeの2人は日本語訳詞も手掛け、MV制作の企画にも参加。幼少期からミッキーに憧れていた2人が、素朴な言葉で友情の尊さをつづった。

そして「King & Princeがまちあわせ in LA」でも、アメリカ・ロサンゼルスを舞台に2人の絆を試すさまざまな“まちあわせミッション”に挑戦。等身大の素顔とリアクションで、ここでしか見られない2人の姿が満載の“ニコイチ旅”が展開する。本番組を企画・制作したのは、King & Princeのレギュラー番組「キントレ」(日本テレビ)のスタッフということもあって、長年活動を共にしてきたチームだからこそ引き出せる、ステージ上とは一味違う2人のありのままの素顔が詰め込まれている。

台本&演出一切なしでサンタモニカ・ピアやハリウッドなど人気スポットを巡る旅の中で、2人だからこその飾らない会話、ふとした瞬間の素顔、そして離れて行動するからこそあふれ出す互いへの思いなど、ここでしか見られないリアルなKing & Princeの姿が明らかになる。

■キンプリの“前身ユニット”結成から11年

同じ1999年生まれの永瀬と高橋の仲は、10年以上におよぶ。2015年6月5日に結成された前身ユニット・Mr.King vs Mr.Prince時代から共に活動し、2018年5月23日にKing & Princeとして「シンデレラガール」でCDデビューしてからも“末っ子コンビ”でいた。

甘いマスクと正統派アイドルぶりで、早くから外仕事でも頭角を現した永瀬と、幼少期にダンスを始めて、全国大会で優勝するほどの実力を培ってきた高橋。ファンからは兄弟のように雰囲気が似ていると言われたりするが、個性はかぶらない。だからこそ、お互いがパズルのピースのようにかみ合って歩んでこられたのだろう。

10代の頃は年齢相応にケンカもしたそうだが、永瀬の影響で高橋もたまに関西なまりがうつったりしている。高橋はそれをネタに、「ニノなのに」(TBS系)でさらに本格的な関西弁を習得しようとしたりと、永瀬との信頼関係を楽しんでいる。

King & Princeの楽曲作りでも、2人の感性が担う部分は大きい。2人体制になって初のシングル「なにもの」(2023年)は、スウィングを効かせながらも素朴な幸せを歌ったポップチューンに仕上がった。永瀬と高橋がさまざまなシチュエーションをバックに軽快に踊るMVの幸福感は、「What We Got 〜奇跡はきみと〜」を先取りしているかのようでもある。

「なにもの」にはDear Tiara盤(ファンクラブ限定盤)限定ながら、高橋が作詞・作曲した「話をしようよ」も収録されたが、優しいボーカルの中に2人の覚悟を込めた良曲になった。2人が思う感情を素直につづっていく。エモーショナルなフレーズ尽くしであり、どうなろうと2人で最善と思う道を歩みたい、という静かな決意表明にも思えた。

■それぞれがソロ曲で豪華コラボ実現

クリエーターとしてのKing & Princeは、どちらかというと高橋の感性に刺激されて永瀬も才能を開花させていく関係のようだ。6thアルバム『Re:ERA』(2024年)では、高橋がSKY-HIに作詞・作曲をオファーして、ヒップホップを生かした自身のソロ曲「POPSTAR in the KINGDOM」を実現させた。

永瀬もこのアルバムではソロ曲「染み」で、西畑大吾(なにわ男子)、正門良規(Aぇ! group)とコラボして曲作りをしている。西畑が書いた歌詞と正門のギターで、関西ジュニア以来の同期3人による友情ソングが生まれた。2人体制になって以降、こういうふうに2人の創造力が楽曲に強く反映されるようになった。

『Re:ERA』から1年後にリリースした7thアルバム『STARRING』(2025年)は、「映画」をテーマにしたコンセプト盤。11曲それぞれが架空の映画の主題歌というコンセプトで、本物の映画さながらの特報映像やMVも作った。高橋はそのために膨大なプレゼン資料を作成し、永瀬やスタッフとブラッシュアップしていった。さらに収録曲の「Sunset」「this time」は、高橋が作詞・作曲に挑戦したという力の入れようだ。

■俳優としての活躍がグループとしても武器に

そもそもテーマを「映画」に決めたのも、2人が俳優として着実に活躍してきたことがバックグラウンドにある。永瀬はその甘いマスクからラブロマンスやラブコメでの主演も多いが、映画「真夜中乙女戦争」(2022年)や、映画「法廷遊戯」(2023年)で見せるニヒルなヒーローぶりも絵になる。

特に前者は鬱屈した日常を送る大学生が、東京を揺るがすテロ計画の片棒をかつぐというピカレスク・ロマン。“国宝級イケメン”ならではのビジュアル力を、鋭利な刃物のような悪役としての魅力に開花させた。

2025年には高橋も「君の顔では泣けない」「おーい、応為」と2作の映画に出演。「君の顔では泣けない」は、高校時代に体が入れ替わってしまって以来15年そのままの姿で過ごしてきた男女の物語で、高橋が演じた水村まなみは、外見は同級生の男性・坂平陸なのに女性の心を持って15年間生きてきた。“入れ替わりもの”とはいえ人生の価値を正面から問うドラマだが、心は女性なのに男性として生きた姿、および「元に戻れるかもしれない」と、元の自分の外見である芳根京子扮(ふん)する陸に覚悟を問う芝居を繊細に演じた。

「おーい、応為」は高橋にとって初の時代劇と、こちらも挑戦尽くしの一作に。葛飾北斎の門下生で浮世絵師の渓斎英泉を色気たっぷりに演じつつ、絵が得意でアート全般への関心が高い高橋にちなんで、劇中で浮世絵を描くシーンも追加されたという。永瀬も高橋も、近年はこうして創造力を磨いてきた。そしてKing & Princeの現場に戻れば、芝居の経験や人との縁がおしゃれな楽曲たちに結実しているというわけだ。

『STARRING』リリース時の囲み会見では、永瀬が高橋のわずかな変化に「髪切った?」と気付き、「皆さん!彼、今日のために髪切りましたよ!」と報道陣に言えば、高橋は「『今日のために』とか言うと恥ずかしい」と笑っていた。

相棒のささいな変化にも気付ける関係であり、それでいて各曲の映像撮影を振り返って高橋は「お芝居で廉と向き合うのが大変でした」と照れていた。すると永瀬も「これから2人の映像でのお芝居が来ても照れなくなるので、そこは良かったと思います」と返してくる。

ずっと苦楽を共にしてきたゆえ、あらためて表現者として向かい合うのは恥ずかしさもあったようだが、そこからまた新たな創造が生まれてくる。友情・成長・音楽や芝居への感性…全てを分かち合って歩んでいく2人が、これからも楽しみでならない。

◆文=大宮高史

※高橋海人の「高」はハシゴダカが正式表記



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