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昔の「かっこよすぎる」ポスターはどこへ? 金ロー『グーニーズ』の“公式イラスト”にファン反応「AI?」「構図同じだけど」

昔の「かっこよすぎる」ポスターはどこへ? 金ロー『グーニーズ』の“公式イラスト”にファン反応「AI?」「構図同じだけど」


現在、金曜ロードショーや配信サイトで使われている『グーニーズ』のイラストのビジュアル (C)Warner Bros. Entertainment Inc.

【画像】え、「やっぱこれだよな」「激かっこいい」「最高!」 コチラが懐かしの公開時の『グーニーズ』ポスターです

これぞ「生賴マジック」!

 2026年6月5日、日本テレビ系『金曜ロードショー』にて『グーニーズ』が放送されます。1985年に公開されたアメリカ映画で、海賊の財宝を探す少年たちの冒険を描き、大ヒットを記録しました。

 ところで、『金曜ロードショー』公式サイトに掲載されていた『グーニーズ』のキービジュアルが、見慣れたものではなかったため、SNSには「AIイラスト?」「なんかしっくりこない」「なんで生賴範義さんの画をこんなにしてしまうのか」などの声が相次いでいます。

 生賴範義(おうらい・のりよし)さんとは、『グーニーズ』日本版ポスターを描いたイラストレーターです。大胆な構図と油絵風の技法で描かれたド迫力のタッチが特徴で、生涯3000点を超えると言われる作品を手がけました。

 特に映画ポスターの絵で広く知られており、1980年公開の『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』では、ジョージ・ルーカス氏に依頼されて国際版ポスターを製作しています。『グーニーズ』公開の前年にあたる1984年には、待望の復活を遂げた『ゴジラ』のポスターも担当、超高層ビルよりも巨大な「ゴジラ」が、紅蓮の炎に包まれながら咆哮するビジュアルに多くの人が度肝を抜かれました(実際の映画ではゴジラはビルより小さかったのですが)。

 どんな映画も超大作に見せる生賴さんのイラストは「生賴マジック」とも呼ばれ、当時の日本のエンタメ界を大いに盛り上げていたのです。

『グーニーズ』のポスターは「片目のウィリー」のガイコツを大胆に配置し、何かが燃え上がっているような背景の色味なども含め、いかにも超大作らしい雰囲気を醸し出しており、「スピルバーグアドベンチャーは夢と驚きのスペクタクル!」「いま《86年=冒険時代》の幕があく!!」という景気のいいコピーとも相まって、映画公開を大いに盛り上げました。このポスターを初めて見たときは、「これはすごいことが起こる……!」と思ったものです。

 ちなみにアメリカでの劇場用ポスターは洞窟の天井から数珠つなぎでぶらさがっている子供たちを描いたもので、迫力は圧倒的に生賴さんのポスターが上回っています。アメリカで発売されたVHSソフトにも、生賴さんのイラストが使用されたことがありました。

『グーニーズ』といえば、1986年に発売されたファミコンソフトを思い出す人も多いでしょう。もともと映画の内容がさまざまなステージをクリアしていくアトラクション的だということもあって、横スクロールアクションゲームとの相性は抜群です。ファミコン版のパッケージにも生賴さんのイラストが使用されており、そのインパクトで多くの子供たちをとりこにしました。

 ところで、『金曜ロードショー』公式サイトに使用されていた『グーニーズ』のイラストはAIで生成されたものなどではなく、これまでワーナーブラザーズより発売されているDVDのジャケットなどで使用されたイラストです。

 色合いなどが違いますが、生賴さんのイラストの構図の下側を踏襲したものだったため、誤解を招いたと思われます。

配信元: マグミクス

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