
AKB48の倉野尾成美、佐藤綺星、八木愛月、伊藤百花が、6月5日に東京・AKB48劇場で行われた「AKB48 秋コンサート・コンセプト発表会」に登壇し、伊藤がメガネ&スーツ姿で集まった報道陣に向けて“プレゼン”。8月19日(水)リリースの68thシングルのタイトルを発表した他、秋コンサートのタイトルやコンセプトに込めた思いなどを語った。
■最新シングルは「好き ish」伊藤百花が“まゆゆ風”あいさつで意気込み
2005年の結成以来、約20年間で67枚のシングルをリリースしてきたAKB48。この夏を象徴する通算68枚目となる最新シングルのタイトルは「好き ish」(すきっしゅ)に決定した。伊藤は「直訳すると『好きっぽい』『たぶん好き』という意味になります」と解説。渡辺麻友さん以来12年ぶりとなる2作連続のセンターを務めることから、「み~んなの目線を、いただき~“いともも”~!」と、渡辺さんのキャッチフレーズの「まゆゆ」の部分を変えて意気込んで見せたが、倉野尾から「何もかかってなかったけど」とツッコまれて会場を笑わせた。

■初進出のKアリーナ横浜で「3つの異なるコンセプト」に挑戦
そして、秋コンサートの発表へ。9月26日(土)昼12:30開演、夜6:30開演、27日(日)昼4:00開演の全3公演となるコンサートの舞台は、グループ初進出となる神奈川・Kアリーナ横浜で、タイトルは「AKB48 THREE CONCEPTS LIVE in K-Arena Yokohama」。“AKB48ならでは”“AKB48にしかできない”企画として、4月の春コンサート後に実施した来場者アンケートや、SNS、目安箱に寄せられたファンのリアルな声を反映し、「3つの異なるコンセプト」で3公演が行われる。
伊藤は「3つのコンセプトです。どれか一つを選ぶことはできませんでした。だったら全部やってしまおう! そんな思いから生まれたのが今回のコンサートです」と説明。
26日昼公演は「新曲『好き ish』コンサート」と題した68thシングル選抜メンバーを中心とした公演、夜公演の「全員『好き ish』コンサート」では、チーム制廃止以降、グループが強みとしてきた「ワンチーム」の精神を体現し、若手からベテランまで、全メンバーにスポットライトが当たるAKB48らしさ全開のステージを実施する。


■メンバーのくじ運がファンの席を左右「推し席」が復活
そして、27日の「推しが『好き ish』コンサート」は、メンバーごとに「推し席」チケットを販売し、その応募数に応じて、ステージ上での立ち位置や演出のグレードアップが決定するファン参加型に。どの推し席が会場のどこに配置されるかは、「メンバーによるくじ引き」の運だけで決まる。
倉野尾は「推し席は、総選挙の後のコンサートで導入していたものなんですが、そのエリアに自分のファンしかいないっていう、メンバー側も安心するエリアがあったり、その頃の空気があるけど、今回は選挙とは関係なく、一人一席なので不正は絶対にやめていただきたいなと(笑)」と言い、「自分がファンで、友達がまだAKB48の現場に来たことないみたいな人を誘えば、推しの分母を増やせる」と魅力をアピールする。
自身のくじでファンの座席位置を決めることになるメンバーにとっては責任重大。自身のくじ次第ではファンが2階席になってしまう可能性もある。日本武道館コンサートのユニット抽選会で「ソロ歌唱」を引き当てた八木は、「人生が変わりました」とくじ引きは得意だと胸を張り、「今回も絶対にいい席を引こうと思うので、(誰を推すか)迷っている方はぜひ八木愛月推しになってくれたら間違いないです!」と呼びかける。
一方、「(くじ運は)マジでない…」という佐藤は、「本当にないんですよ。前回のあづちゃんがソロを引いた時、私は16人の中で15番目くらい。結構やばくて。日ごろから全然いいのが当たらなくて…」と告白。「もう今からゴミ拾いとか徳を積んで、ちょっとずつ…頑張ります」と、不安でいっぱいという表情を見せていた。
ほか、日曜は全席同じ価格となるが、土曜日の2公演は座席に応じた価格変動制を、さらに(曲によって)カメラでの撮影が可能な「フォトグラファー席」を、ファンの要望で導入されることも発表された。

■「今後のAKB48の未来が決まる」21年目へ向けた熱い決意
最後に、伊藤が「この一つのコンサートに3つのコンセプトが詰まったコンサートって史上初なんじゃないかなって思いますし、動員数が多かったコンサートが、今後のAKB48の指標になるため、今後のAKB48の未来が決まるコンサートになります。どのコンサートが皆さまに好きと言っていただけるのか、全部愛していただきたいんですけど、初めての試みなので、より多くの方にAKB48を知っていただくきっかけにもなったらいいなって思います」と意気込む。
倉野尾は、チーム制がなくなってから「グループが一丸となっている」と強調しつつ、「20周年イヤーですごい先輩方(OG)と共演させていただいて、すごく成長できる時間だった。バトンを受け取ったと感じているので、この強くなれた自分たちをどうやって生かしていこうとか、みんなが前向きな姿勢でいられているような感じがあるので、ファンの声を生かして、皆さんと一緒に頑張って、AKB48の新しい形を追い求めていきたい。3つやってみて、どういう形になっていくか。ファンの皆さんと一緒に今後も歩んでいけたらなと思っております」と、21年目以降のAKB48を占う大事なコンサートになると熱く語った。


