『セキチュー Presents BEST OF THE SUPER Jr.33』Gメッセ群馬(2026年6月5日)
準決勝 ○藤田晃生vsロビー・イーグルス×
前年覇者の藤田がスーパージュニア準決勝でタッグパートナーのイーグルスからシングル初勝利。2年連続の決勝進出を決め、連覇に王手をかけた。
連覇を狙う藤田は6勝3敗でAブロックを2位で通過。準決勝では6勝3敗でBブロック首位通過を果たしたタッグパートナーのイーグルスと対戦することに。過去3度IWGPジュニアタッグ王座を戴冠している名タッグチーム同士によるシングル初対決となった。
TMDKの大岩、ジャクソンもセコンドにつくと、握手から試合はスタート。お互いの動きを知り尽くしているだけに、序盤戦から裏の裏をかく先読み合戦の様相に。互いに得意としている関節技を仕掛け合うと、感情剥き出しの打撃戦でも火花を散らした。
先の読み合いからイーグルスはリバースフランケンを繰り出すと、場外に転げ落ちた藤田めがけてトペコンヒーロを敢行。先にアクセルを踏む。得意の串刺しダブルニーを連続して叩き込むと、左足を狙い撃ち。藤田もジャーマンスープレックスを連発して立て直しを図るが、イーグルスは冷静にロン・ミラー・スペシャルに絡め取った。なおも次々とヒザに攻撃を加えて動きを止めると、ハイペリオンで蹴殺を狙う。
一瞬先に動いた藤田がホイップ式ジャーマンで必死の抵抗。なおもイーグルスは止まらず、蹴り技を連続して唸らせ、足へのファイヤーバードスプラッシュを投下する。藤田はロン・ミラー・スペシャルこそ防いだものの、イーグルスは普段2人で使用している合体技・The Interceptorをひとりで繰り出すと、再びハイペリオンで蹴り飛ばしにかかった。
これをキャッチした藤田は、足のダメージを引きずりながらもネ申スペシャルで絞めに絞める。ロープエスケープを果たしたイーグルスは、ビンタ合戦からのターボバックパックで流れを変え、また足攻めに持ち込もうとしたものの、強引に担ぎ上げた藤田のThrill Rideが完璧に決まり、パートナーから勝利した。
白熱のパートナー対決を制して、藤田がイーグルとのシングル初対決に勝利。6・7大田区大会で行われる決勝戦に進出を決め、連覇まであと1勝と迫った。
試合後、イーグルスと抱き合い、2人でリングを降りた藤田は「まず一番、大事なこと言っとく。俺はこれで『ロビーを超えた』なんか、これっぽっちも思ってないからな」と素直な思いを吐露。「試合前からのロビーの顔、試合終わって俺が勝ってからのロビーの顔。俺はあれを見たんだから、決勝も負けらんねえよ。絶対獲るからな! 今日見てた客が何を思おうが、俺はやるから、絶対に」とパートナー対決を乗り越えて優勝への思いをさらに強くすると、「ロビーの分まで獲って、次にロビーとやれる時に誇らしい顔ができるように」と誓いを立て、「なあ、お前らも信じて待っといてくれよ、なあ。そして、プロレスをクソ楽しめや」と観客にも呼びかけた。
一方、敗れたイーグルスは「誰かにやられるとして、それがお前でよかった。しかし、お前は勝ち続けなきゃいけない。日本にいる、そして世界中にいるTMDKメンバーがお前の後ろについてる。オータクでは、お前のセコンドにつくよ。お前が偉大なことを成し遂げるのを見るのが待ちきれない」と藤田を激励した。藤田はTMDKの思いを背負って、史上3人目の連覇を狙う。

