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「最高のゲームを2試合も披露した」「彼がMVP」ファイナル2連勝に貢献したタウンズを重鎮たちが絶賛<DUNKSHOOT>

「最高のゲームを2試合も披露した」「彼がMVP」ファイナル2連勝に貢献したタウンズを重鎮たちが絶賛<DUNKSHOOT>

現地時間6月5日(日本時間6日)、ニューヨーク・ニックスが、サンアントニオ・スパーズとの「NBAファイナル2026」第2戦へ臨み、敵地フロストバンク・センターで105-104と、1点差の激戦を制した。

 序盤は2日前の第1戦に95-105で敗れたホームのスパーズが、好スタートを切る。第1クォーターを9点リードで終えると、第2クォーター開始28秒にステフォン・キャッスルの3ポイントで12点差(37-25)へとリードを広げた。

 しかし、ニックスはカール・アンソニー・タウンズの3ポイントを皮切りに反撃開始。ベンチメンバーやミケル・ブリッジズの長距離砲もあって前半残り3分39秒に逆転。その後リードが入れ替わるも、56-52と4点リードで試合を折り返す。

 後半に入ってディフェンスの強度が増したニックスは、第3クォーターでリードを2桁へ広げて試合を優位に進めていき、第4クォーター残り6分4秒には14点差(97-83)をつけた。

 その後スパーズの猛追に遭い、残り57.3秒にヴィクター・ウェンバンヤマの3点プレーで逆転され、2点(102-104)を追う展開に。それでも、直後のポゼッションでジェイレン・ブランソンがフェイダウェイジャンパーを沈めて試合を振り出しに戻す。
  勝敗を分けたのは、ひとつのミス。スパーズは残り12秒、攻撃に転じる際にウェンバンヤマからキャッスルへのパスが通らず痛恨のターンオーバーとなり、残り9.5秒でブランソンがフリースローを獲得。そこで2本目をミスしてしまったが、スパーズは最後のポゼッションでウェンバンヤマがジャンパーを決めることができず、ニックスが1点リードを守り切った。

 見事アウェーで2連勝スタートを切ったニックスは、タウンズが21得点、13リバウンド、4アシスト、ブランソンが20得点、5リバウンド、6アシスト、5スティール、ブリッジズが20得点、6リバウンド、6アシスト、OG・アヌノビーが17得点、2スティール、2ブロック、ランドリー・シャメットが13得点を記録。

 第1戦に続き、この日も終盤に勝利を手繰り寄せるショットを沈めたのはブランソンだった。シリーズ2戦を終えて平均25.0点はチームトップ。ただ、キャッスルを中心とするスパーズの包囲網の前にフィールドゴール成功率33.9%、3ポイント成功率23.5%と苦戦している。

 その一方、初戦で18得点、12リバウンド、4アシストをマークしたタウンズは、2戦目も20得点超えのダブルダブルで勝利に貢献。ウェンバンヤマへの好守も光っていて、劣勢の場面で何度も貴重なショットを決めてチームを救った。 試合後、『ESPN』の番組『Inside The NBA』では、チャールズ・バークレー(元フェニックス・サンズほか)とシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)がタウンズを絶賛した。

「彼はミネソタ(ティンバーウルブズ)と、ニューヨークでも批判されてきた。(だが)ファイナルMVPはカール・アンソニー・タウンズだ。彼は私がこれまで見てきたビッグマンたちのプレーの中で、最高のゲームを2試合も披露した。第1戦は最高だったし、第2戦も見事だったよ。彼は称賛に値する活躍をした」

 そうバークレーが称えたように、タウンズはこの敵地2試合で平均19.5点、12.5リバウンド、4.0アシストをマーク。アウトサイドでボールを保持してパサー役をこなしつつ、成功率42.9%(平均1.5本成功)の3ポイントを繰り出すほか、得意のドライブでウェンバンヤマらを抜き去ってそのままフィニッシュまで持ち込むシーンも見られた。

 フィールドゴール成功率も55.6%と高く、オフェンシブ・リバウンドからのセカンドチャンスやペイントエリアで見せる力強いプレーも健在。ディフェンスでも213cm・112kgの強靭な肉体とポジショニングを駆使して効果的な働きを見せている。
  そんなタウンズを、シャックはこう評していた。

「彼はいいペースでプレーしている。それに賢いプレーをしている。インサイドとアウトサイドでプレーでき、時にはパスでオフェンスをコントロールしている。とにかく彼は今、信じられないほど素晴らしいバスケットボールをしている。君(バークレー)の言う通りだ。もし今日でシーズンが終わるなら、間違いなく彼がMVPになるだろうな」

 アウェーで迎えたファイナルで2勝0敗と最高のスタートを切ったニックス。次から本拠地マディソンスクエア・ガーデンへと舞台を移し、8日(日本時間9日)に第3戦、10日(同11日)に第4戦が行なわれる。

 NBA歴代単独2位のプレーオフ13連勝を飾ったニックスが、このままスパーズをねじ伏せるのか。タウンズが攻守両面で今の状態をキープできれば、その可能性は高まるだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)

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配信元: THE DIGEST

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