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【インタビュー取材】来季トルコへ移籍することを発表した石川祐希が語った決断の経緯――さらなるステップアップを求め新天地へ!「新しい環境は僕にとってメリットしかない。不安な気持ちはゼロ」

【インタビュー取材】来季トルコへ移籍することを発表した石川祐希が語った決断の経緯――さらなるステップアップを求め新天地へ!「新しい環境は僕にとってメリットしかない。不安な気持ちはゼロ」

トルコリーグ1位のジラートバンク・アンカラへ来季移籍することを発表した、バレーボール男子日本代表主将の石川祐希。十代だった2014-15シーズンから11年間にわたり主戦場としてきたイタリアを離れる。その勇断に至った経緯と、新天地への思いを自らの言葉で明かした。

 無類の強者ペルージャに乞われ、過ごしたイタリアでのラスト2シーズンは、初年の昨シーズンに栄冠を掲げたスーペルコッパと欧州チャンピオンズリーグ(CL)を今シーズン(2025-26)に連覇。さらに世界クラブ選手権での優勝と、自身初となるスクデット(リーグ優勝)獲得を加え、在籍中に合計6個の金メダルをその手中に収めた。

 常勝軍団が擁する精鋭の一人として腕を磨く中、さらなる進化を欲する気持ちが芽生えていたという。
 ――移籍を決めたのはいつ頃ですか?

「ミラノからペルージャへの加入を決めた時と同じく、年明けですね」

 移籍先となるジラートは今季、トルコ国内の3冠(リーグとカップ戦2大会)を初の完全制覇。3位の成績を残して欧州で存在感を示したCLへの来季出場も確定している。――トルコリーグのジラートを選んだ理由と決断に至った経緯を教えてもらえますか?

「ずっとイタリアでプレーし続けて気づいたら昨年に30歳を迎えて、今の自分がプロとしてさらにステップアップをする道を考えた結果、今回の移籍を決断しました」

「イタリア国内や国外の複数クラブからオファーをいただき、まずプロであるからには条件を精査する必要がありました。推し量る基準としたのは、各リーグでの成績はもちろん、ペルージャで2連覇を経験した欧州最高峰の大会、CLの来季出場資格などを踏まえたチームのレベル。そして、プロアスリートの価値を示す指標の一つである移籍金や年俸も含みます。何よりその環境、そのチームで成長できるのか。自分のためになるのか。それを一番に考えています」

「今シーズンに4冠を達成したペルージャを超える条件を、イタリア国内のクラブでとなると、なかなか難しかったですね。プロ転向以降、移籍先は成績や年俸など条件を下げずに上へ上へと進むことをベースに、自分が行きたいと思うクラブを選んできました。今回もそのスタイルは崩したくなかったんです。そこを下げてもプレーしたいと思えるクラブが将来的に出てくるかもしれません。けれど、それはまだ今じゃないなって、、、」

「ジラートを選んだのは条件面のバランスが取れていたこと。それに、バレーボールと日常生活で必須となる言語がこれまで慣れ親しんだイタリア語から英語へと変わる。食事環境や生活環境、全てが変わる。そうした新しい環境に身を置くことは、僕にとってメリットしかないと思えたので。イタリアを離れて他国のリーグへ行くことについては、初めての場所で1回やってみるのも面白いなぁって気持ちになったことが理由です」

「チーム、言葉、人や街、すべての環境が違う新しい世界に飛び込むことになります。正直、まったく想像できないですねぇ(笑)。でも、不安な気持ちはゼロです。新鮮でワクワクの方が強くて、すごく楽しみです」
 “挑戦”――この単語について、石川は以前のインタビューでこんな言葉を遺していた。

「自分の場合はどこの国、どこのリーグにチャレンジするというのは違うと思っています。なぜなら、僕にとってその対象は常に僕自身だから」

 さらなる高峰を目指して新たな“挑戦”へ踏み出す来シーズン。石川は一体、どんな景色を見せてくれるのだろうか。その活躍を心から期待し、大きなエールを送りたい。

取材・文●佳子S.バディアーリ

【画像】日本代表に欠かせない存在!キャプテン石川祐希の躍動を厳選ショットで! Yuki Ishikawa photo gallery
配信元: THE DIGEST

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