スマックダウンが現地時間5日、イタリア・ボローニャで行われ、グンターが『クラッシュ・イン・イタリア』における統一WWE王座戦での誤審を主張。王者コーディ・ローデスが再戦を受ける構えを見せたものの、サミ・ゼインが割って入った。
5・31トリノ大会『クラッシュ・イン・イタリア』で統一WWE王者・コーディとグンターが1年7ヵ月ぶりに対決。コーディがクロスローズで3カウントを奪ったが、敗れたグンターは右足がエプロンに出ていたとレフェリーに猛抗議していた。
この日のオープニングに現れたグンターは実況席をぶち壊して大荒れ。実況席上に立つと、「クラッシュ・イン・イタリアでの不正に裁きを! カウント中、俺の足はリングの外にあった。ピンフォールは無効だ。俺は負けていない。コーディは不正して勝ったんだ」と誤審を主張。「あの王座は俺のものだ。見ての通りベルトはない。ヤツは相変わらず会社にゴマをすっているな。よく聞け、コーディ。分かるよな?」と続けると、コーディがやってきた。
リングに上がったコーディは「グンター、正直こんなこと言いたくないがな、お前が正しい。確かに足はロープの下にあった」と認めた。一方で「お前は20年選手だ。今まで誤審の一つもあったろ? それでキレて実況席で叫んでたのか? お前もプロだろ」とたしなめ、「時に人は英雄になる。弱者を強者から救うものだ。だが、お前は弱者を処刑する側。そして俺とやる時はお前が弱者だ」と断言。「統一WWE王座戦のリマッチだ。今夜ここでやろうぜ」と受けて立つ構えをみせた。
両者の再戦が浮上した中、割って入るようにゼインが現れた。ゼインは2週間前、コーディとの一騎打ちに敗戦。試合後、グンターの襲撃を受け、スリーパーで絞め上げられたコーディを見殺しに。コーディは「グンターの後、お前にも教訓を叩き込む」と宣言していた。「本当はかかわらないつもりだった。だが、もう限界だ。グンターがわめいていたからな」と切り出したゼインは「戴冠のチャンスを奪われたって? その気持ちはわかるぜ。そして会社のお気に入りコーディ。いつも通り、『今夜ここでやろう』って? お前たちが俺をハメたことを忘れていないか?」と問い詰めた。
グンターが「統一WWE王座の話だぞ。お前には関係ない。黙ってリングから降りろ」と格下扱いするように通告すると、ゼインは「その通りだな。俺は世界王座を戴冠したことがない。だが、IC王座戦でならお前を倒したぞ」と反論した。コーディが「今のお前は善人のサミか? それとも絞め落とされる俺を見捨てたサミか? 確かにお前は善人だ」と語りかけると、「この王座に挑戦したいか? だがな、サミ。今は忙しいんだ」と告げた。
だが、ゼインは納得しない。「そうだよな。だから俺たちの友情がこじれるんだ。話し合いから逃げて、いつも俺を避けてきた。俺を無視して次の王座戦の相手を探す」と不満を爆発。「だが、次の相手は目の前にいるかもしれんぞ。グンター戦が終わったら、俺に教訓を叩き込むんだろ? グンターには勝った。いつ俺に教えてくれるんだ?」と迫った。
ここでグンターがリングに飛び込み、コーディを背後から襲撃。2週間前を再現するようにスリーパーで絞め上げた。するとゼインは見殺しにせず、グンターを引き離してコーディを救出する形に。コーディは馬乗りになってグンターを殴りつけ、場外に逃げられてもトペスイシーダで突っ込んだ。が、グンターはゼインを身代わりにして回避。ゼインに誤爆してしまったコーディは「こんなつもりじゃなかった。もうここまでにしようぜ」と和解を求めて右手を差し出した。が、ゼインは握手に応じず去っていった。
今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。

