漫談家の綾小路きみまろは現在、75歳。高齢者に対する毒舌漫談でブレイクしたのは2003年、53歳の時だった。ブレイク前の40代の頃から山梨県の富士河口湖町に居住しており、現在もそこを拠点に、全国での漫談ライブや農作業にいそしむ生活を送っている。
そんな綾小路が6月6日放送の「おかべろ」(関西テレビ)でぶっちゃけたのは、ブレイク後のギャラ事情だった。
キャバレーの司会者、歌手の専属司会者を経て、45歳で漫談家に転身。この頃すでに、自身の漫談をテープに録音・編集したものをサービスエリアで販売。1日の売上は最高で80万円に上っていたという。
評判を知ったレコード会社から打診を受け、漫談をCD化して2002年に「爆笑スーパーライブ」を発売。テレビ局の取材が殺到し、翌2003年に大ブレイクとなった。
「CDがですね、186万枚、今現在。DVDと合わせると525万枚」
綾小路はこれまでの売上枚数をそう明かし、トータル約50億円になったという。
5万円もらったら大成功だったのに…
知名度が急速にアップしたことで、漫談の公演オファーが全国から舞い込んだ。同時に、ギャラが一気に跳ね上がっていったのである。
「その時のギャラがですね、言っていいのかな…。普通、われわれ3万からね。あの当時、5万もらったら大成功なんです。ところがちょっと名前が出たら10万ぐらいになって。それで値段の設定をどうしたらいいかと、私が『100万』って言ったんですよ。そしたら100万でも呼んでくれたんです。1人5000円取って、2000人入ったら分かるじゃないですか。そこから考えると、まだ安いんですよ。それで100万が150万になって、200万になっていったんです」
これにはノンスタイル・石田明が「うわーっ、夢ある~」とうらやんだ。
現在の綾小路は年間50本くらいの公演をこなし、1時間10分ほどのステージをマイク1本で、水を飲まずにやっているという。体に気をつけて、長く活動を続けてほしいものだ。
(鈴木十朗)

