冷やし中華といえば夏を感じられる梅雨明けあたりから始まるイメージだが、今年はどこも仕掛けが早い印象を受ける。これも近年続いた猛暑の影響の1つなのかもしれない。
今じゃ街を歩けば「冷やし中華はじめました」をちょいちょい見かけるなか、今回行ってみたのが都内を中心に展開する中華料理チェーン「中華食堂 一番館」だ。ググっても詳しい情報が見当たらないだけに、そもそもやってるのだろうか?
・冷やし中華、始めていた
そんな不安を抱えつつ店舗へ到着。もしなかったら日高屋にでも行くかと思っていたら……
よしっ!
冷やし中華どころか、冷やしつけ麺や冷麺までやっていた。ホッと胸を撫で下ろしたところでお店に入り、卓上のタッチパネルを触ると……ほうほう。
ゴマと醤油の2種類が用意されているではないか。値段はどちらも750円。両方好きな味だけに迷いつつ、取り扱ってるところが多い醤油の方をチョイスした。
ちなみにミニ丼のセットも可能。また、単品で餃子などを頼んでもリーズナブルだからガッツリいきたい人は何かしら組み合わせるのもありだろう。
・THE普通の冷やし中華
さて、注文してから待つこと数分、こちらが「中華食堂 一番館」の……
冷やし中華である!
皿から冷えてて、見た目はまぁオーソドックスな冷やし中華としか言いようがない。
具材を確認しても錦糸玉子にキュウリ、ハム、それからモヤシにワカメ、紅生姜とスタメンにはおなじみの顔ぶれが名を連ねていた。
こうなってくると、特徴を出すなら麺やタレになってくるが……
全部普通……!!
麺はコシありでなかなかの弾力も、よくあるタイプといえばそう。そしてタレは酸味をほとんど感じずにかなり食べやすかった。
もはや誤審しようがないくらいストライクゾーン真ん中。よって、普通の冷やし中華を普通に食べたいならベストな選択肢となるだろう。
なお、小袋でもらえる辛子は程よくピリッとしていて味変には十分。そこそこ麺の量があるし、750円でコレはお得と言っていい。
結局のところ、麺も普通、タレも普通、具材も普通。
でも、その普通がちゃんとおいしい。冷やし中華に何を求めるかにもよるが、「普通の冷やし中華を普通に食べたい」という日に選んでまずハズさないだろう。
なんだかんだで、こういうのが一番落ち着くのである。「冷やし中華ってこういうものだよね」をそのまま形にしたような一杯だった。
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.
