
「花が咲き、季節を変える。」をコンセプトに活動する6人組アイドルグループ・ハルニシオン(馬場彩華、芹沢心色、来海とい、長浜瑠花、村瀬ゆうな、福間彩音)が、2nd ONEMAN LIVE『春、満ちて。』を東京・Spotify O-EASTにて開催した。デビューして以来、わずか3カ月での「TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)」出演決定、さらにザ・ガーデンホールでの周年ライブのソールドアウト、LIQUIDROOMでのバンドセットワンマンライブを成功させるなど、アイドルシーンを圧倒的なスピードで駆け上がってきたハルニシオン。人気ライブアイドルの登竜門とも言えるSpotify O-EASTでの本公演も、平日開催にも関わらずチケットはソールドアウト。会場は彼女たちの集大成を見届けようと集まったファンで埋め尽くされ熱気に包まれていた。
■映像とリンクしたドラマチックな演出の“幕開け”、序盤から全力の6人

照明が落とされたステージ。1曲目「僕の知らない僕に変えた」は、ステージに張られた斜幕にスペシャル映像と歌詞が投影され、その奥でメンバーがパフォーマンスをするという、映像とライブが一体化した幻想的な演出でスタートした。大サビ手前の長浜瑠花のセリフに合わせて幕が振り落とされると、ライトアップされた桜をあしらった豪華なステージセットが露わに。大歓声とスポットライトを全身に浴びる6人の笑顔が弾けた。

続く人気曲「ツインレイ」では、サビで客席も一緒に振り付けを踊り、会場に大きなうねりと一体感が生まれる。背景の大型スクリーンに楽曲をイメージした映像と歌詞ムービーが映し出された「アノソラへ」では、「尊し開戦前夜、儚いストーリー」「叫ぶ私の想いが銃声のように轟いてスタートを切る」という歌詞の通り、今日のライブの本格的な幕開けを告げる堂々としたパフォーマンスを見せつけた。そしてキラーチューン「音速少女」へ。メンバーはステージいっぱいに広がって拳を突き上げ、フロアを激しく煽る。最大火力の連続投下に、満員のSpotify O-EASTは早くも沸点に達した。
最初のMCでは、メンバーそれぞれが喜びを爆発させた。
馬場が「最初に掲げた目標のO-EAST。選んでいただいてありがとうございます」と感謝を伝えると、福間は「島根県出身、水色担当の福間彩音です。今日はこの会場に来てくださった皆さんに、6人のハルニシオンが最強だと思わせてみせます!」と力強く宣言。芹沢も「盛り上がってるね、みんな!イースト来たぞー!柱を壊すくらいにみんなで楽しんでいこう!」と叫び、「夏前にハルニシオンが一番最高のアイドルだって証明しにきました!」と気合十分。馬場が「みんな全員、リハと違うこと話してる(笑)。6人で最高の時間にします!」とまとめ、会場の笑いと拍手を誘った。
■ハルニシオンの多彩な表情を魅せる“神曲”メドレーパート

MC明け「ここからもっと深く私達の世界に連れていきます」という投げかけとともに「ドラマチック」へ。白いスポットライトに照らされ、セリフと激しいダンスが織り成す表情豊かなステージを展開する。続いては初期楽曲のメドレーパート(「FlowerBird」「Jumpin`」「白春」)。「Jumpin`」では客席へサインボールを投げ込むサプライズ演出があり、芹沢が「ハルニシオン、EASTに立ってるぞー!」と雄叫びを上げる。「白春」では6人が肩を組み、明るくポジティブなメッセージを心からの笑顔で歌い上げた。

ステージの上下を立体的に使ったO-EAST特別バージョンの「Luv it!」では、メンバーが2人1組になってふざけ合うような愛らしい仕草も見せ、キラキラとした空間を作り上げる。

そこから一転、青白いスポットライトの下での情緒的なイントロダンスパフォーマンスから、エモーショナルな楽曲のメドレー(「夜明けを合図にして」「仮初花火」「微かなルクス」)へ。「仮初花火」では夕日を思わせる照明の中、叙情たっぷりに歌い上げた。続く「何だったんだろう」では、福間が楽曲に憑依したかのように感情を爆発させて歌い上げ、彼女の存在の大きさを改めて証明してみせた。
MCで村瀬が「最高の曲がメドレーになっちゃうくらい、ハルニシオンって最高の曲しかない。どの曲も捨てることができないんです。楽しい時間も、言葉にできない感情も音楽に変えて共有してきました。だからこれからどんな風に届けるハルニシオンも、全部あなたのために、という思いは変わりません。これからのハルニシオンも受け取って下さい」と真摯に語りかける。

そして、6月1日にMVが公開されたばかりの新曲「どんなに嫌われたって、君が好きだ」を披露。ハルニシオンには珍しい、恋心を抱く情熱的なナンバーだ。続いて「アオバ」で一列になって前を向いて歌う力強さを見せたかと思うと、「ただ、君に咲く。」では1曲の中で春夏秋冬を感じさせる美しい照明演出が施され、フロアはペンライトの光の海と化した。
本編終盤、「ハルニシオン」でこの日最大のメンバーコールと「それはハルニシオン!」の大合唱が会場に響き渡る。最後はハルニシオンのライブで欠かせない楽曲「流れ星はどこから来るのか」。銀テープが勢いよく発射される中、満面の笑みで全力のパフォーマンスを届ける6人の姿は、まさに青春そのものだった。

■「夢ではなく、絶対に叶えられる目標」2027年の大舞台へ

うねりのような大アンコールの声に応えて、突如スクリーンに特報映像が。5月1日に大盛況に終わったバンドセットワンマンライブが、早くも7月15日(水)に第2回開催が決定!さらに、広島・名古屋・大阪・東京の4か所でライブハウスQUATTROをめぐるQUATTRO TOUR「サマーヘイズ」を8月からスタート、全国6都市・メンバー地元凱旋ツアー「ハルノカエリミチ 2026」の開催が告知されると大きな歓声が巻き起こった。さらに…超重大発表としてハルニシオン 3rd ONEMAN LIVE「ハルカカナタ」が2027年3月27日(土)にKanadevia Hall(旧TOKYO DOME CITY HALL)で開催されることが告知された。
鳴り止まない歓声に応え、メンバーが再びステージへ。
アンコール1曲目は新曲「サマーデイズ・サマーヘイズ」。「この曲で最高の夏を迎えていきましょう!」の掛け声とともに、芹沢のハッピーな歌声が牽引する爽やかなロックサウンドで会場を再び熱狂させる。
その後のショートMCで本公演への想いを明かす。
「私たち6人が活動を始めるとき、どこでワンマンをしたいかと聞かれて出た目標が、このO-EASTでした。デビュー3週間後の対バンで初めて立った時は、信じられないくらい緊張して、悔しい思いもしました。でも、この場所があなたのおかげで楽しくて幸せな場所に変わりました。初めて立った時はステージもフロアも敵わないと思ったけれど、小さく見えてしまうくらい、ソールドアウト公演としてやることができて嬉しかったです」と、Spotify O-EAST への並々ならぬ思いを語った。

「サクラ舞う」では、ステージに花びらが舞い散る美しい演出の中、可憐なパフォーマンスを披露。ラストナンバーの「gradation」では、落ちサビで来海が感極まり言葉を詰まらせる一幕も。ステージいっぱいに広がった6人が激しく踊るたび、花びらが舞い上がり最後まで魂のこもったパフォーマンスを披露し、劇的なフィナーレを彩った。
最後の挨拶で村瀬は、フロアを見渡しながらこう語った。
「憧れだったソールドアウトも、夢というより『目標』が近かったと思います。初めて立ったO-EASTの時からもずっと、ハルニシオンなら叶えられると思っていたから。今こうして目の前にいてくれるあなたが、当事者意識を持って応援してくれたおかげです。本当にありがとう。私たちにとって夢じゃなくて目標になりました。絶対に叶えられる場所だと思っています。Kanadevia Hallに向けてどんなライブも全部最高にして似合うステージだと信じられるグループになります。これからも一緒に歩んでくださいよろしくお願いします!」

すべてのパフォーマンスを終え、笑顔で強く抱き合う6人。
グループの精神的支柱となる村瀬ゆうな、パフォーマンスを力強く牽引する馬場彩華、楽曲に憑依し圧倒的な感情表現を見せる福間彩音、優雅でエレガントな魅力を持つ長浜瑠花、グループのエンジンというべき芹沢心色の“パワー”、そして豊かな歌唱表現で魅了する来海とい。互いの個性を補完し合い、高め合う“最強の6人”の姿がそこにあった。ハルニシオンの季節は、2027年の大舞台に向けて、力強く咲き誇っていく。
■ハルニシオン 2nd ONEMAN LIVE『春、満ちて。』 Spotify O-EAST セットリスト
M01. 僕の知らない僕に変えた
M02. ツインレイ
M03. アノソラへ
M04. 音速少女
M05. ドラマチック
M06.メドレー(FlowerBird〜Jumpin`〜白春)
M07. Luv it!
M08.メドレー(イントロパフォーマンス〜夜明けを合図にして〜仮初花火〜微かなルクス)
M09. 何だったんだろう
M10. どんなに嫌われたって、君が好きだ
M11. アオバ
M12. ただ、君に咲く。
M13. ハルニシオン
M14.流れ星はどこから来るのか
<アンコール>
EN1. サマーデイズ・サマーヘイズ
EN2. サクラ舞う
EN3. gradation

