『DDTプロレス×新日本プロレス 一面対抗戦PART2〜ササダンゴ軍vs矢野軍 5対5勝ち抜き団体戦〜』後楽園ホール(2026年6月8日)
○後藤洋央紀vsスーパー・ササダンゴ・マシン×
後藤がDDTとの一面対抗戦に出陣。大将・ササダンゴとの異色対決が実現し、ギブアップを宣言したササダンゴに非情のGTRを決めた。
両団体による一面対抗戦は昨年6・9後楽園大会で実現。2024年6月に一騎打ちを行った矢野とササダンゴの遺恨が“部分的、局所的に抗争"する形で発展したものだった。
1年前は大団円で終え、両団体が戦う理由はない状況だったが、“スポーツマンシップに則った戦い"として2年連続開催が決定。ササダンゴ軍と矢野軍が5対5勝ち抜き団体戦を行うことになった。メンバーはササダンゴ軍がササダンゴ、MAO、平田、彰人、本多、矢野軍が矢野、後藤、デスペラード、田口、KUSHIDA。前日の新日本6・7大田区大会で矢野から打診を受けたスーパージュニア覇者・YOHも急きょ出陣することになった。
一面対抗戦ながら今年も両団体は様々な面で競い合った。WRESTLE UNIVERSE、新日本プロレスワールドで大会の模様が同時PPVライブ配信され、DDT・上野勇希、新日本・ウルフアロンがサイン会に登場。東側客席が新日本、西側客席がDDTの応援席に設定された。
松本達哉と葛西陽向が応援合戦からエキシビションマッチに発展する一幕も。そしてササダンゴと矢野が選手宣誓を行い、5対5勝ち抜き団体戦の幕開けを告げた。が、ササダンゴがパワポ内で“ササ木数子"に扮し、「今日はあんたたち新日本プロレスを特別なツアーにご招待しましょう。新日本プロレス、地獄に堕とすわよ」と宣言。一面対抗戦を“DDT地獄めぐり"とすることを決めた。
ササダンゴは調印書に「全ての試合形式はDDTの決定に従わなければならない」という1文が英語で記されていたことを告白。スポーツマンシップのかけらもないが、契約上、DDT側が用意したルールで5対5マッチが行われることになった。
DDT側が用意したのは、1本の蛍光灯を割ってしまった選手がIPPON負けとなり、蛍光灯を使用しての攻撃が反則負けとなる「蛍光灯IPPON地獄」、全選手が目隠しした状態で試合を行い、生尻を露出した選手が負けとなる「目隠し、尻隠し地獄」、3カウントなしのギブアップのみで勝敗がつく「ギブUPしか待てない地獄」といったもの。
第1試合でデスペラード&KUSHIDA、第2試合でMAO&彰人、第3試合でYOH&田口、本多&平田が姿を消していく中、第4試合でササダンゴと後藤が一騎打ちに臨んだ。「パワポ地獄」を宣言したササダンゴは後藤と同じ2002年デビューであることを告げると、「我々は後輩のお手本にならないといけない。でも俺たちが本当にリングで伝えていかなきゃいけないことは、絶対に後輩に笑われてはいけないことなんですよ。後輩に恥ずかしいところを見せてはいけない。絶対後輩の前で恥をかいてはいけない。尊敬されなければいけない。それがベテランの重みなんです」と主張。「後輩に笑われたら負け、先輩のお手本デスマッチ」を試合形式とすることを宣言した。
DDTの瑠希也、新日本の松本達哉が北側ステージ上に置かれたイスに座り、口に水を含んだ状態で先に3回笑って水を吹き出してしまった側の負けとなるもの。ヘッドロックに捕まったササダンゴがロープに振ろうとすると、後藤がマスクを剥がす形に。松本、瑠希也ともに笑ってしまう。後藤のラリアットでなぎ倒されたササダンゴがリングを降り、「ありがとうございました!」と試合放棄を宣言し、影武者を投入したことで瑠希也が再び笑って水を吹き出した。
ササダンゴの影武者に後藤が村正、ブルドッギングヘッドロックの連続攻撃に出ると、マスクがすっぽ抜けてしまった。正体はKANON。これに瑠希也がこらえきれず。みたび笑ってしまったため、後藤の勝利が決まった。構わず後藤はGTRの構え。恐れをなしたササダンゴはすぐさまギブアップを意思表示したものの、後藤はGTRを容赦なくさく裂させた。
これにはササダンゴが「GTRの体勢に入った時点でギブアップしてますよね? ギブアップしてるのに、試合を止めない? さらにギブアップしてる選手に追い討ちをかける? 散々今日いいところなし」と不満を爆発させていた。

