
相葉雅紀が、長嶋茂雄名誉監督がエールを送った小説「4アウト-ある障害者野球チームの挑戦」を実写化した映画「4アウト ─もう一度、プレイボール─」で主演を務めることが決定した。公開は11月6日(金)。相葉は社会人野球を戦力外となり、夢をあきらめた主人公を演じる。
■長嶋茂雄終身名誉監督も熱いエール 構想8年を経て待望の実写映画化へ
原作は、平山讓氏による小説「4アウト -ある障害者野球チームの挑戦」(中央公論新社)。東京に初めて結成された身体障がい者野球チーム「東京ブルーサンダース」の創設にまつわる実話をもとにしている。
社会人野球を戦力外となり、夢をあきらめた主人公・矢上(相葉)は、再就職先として選んだ障がい者スポーツセンターで、野球をやりたい障がい者たちと出会う。「障がい者に野球は無理」と周囲から決めつけられ反対される中、矢上は彼らの監督として野球チームを作ることを決意。一度は挫折しながらも、野球を愛し続ける人間たちそれぞれの人生が交わり、「全国身体障害者野球大会」での日本一を目指して挑戦を始める。
“もうひとつのWBC”と言われる「世界身体障害者野球大会」の第1回大会実行委員長(以降は大会名誉顧問)を務めた長嶋茂雄読売巨人軍終身名誉監督が「挑むことを諦めない。だから人生は楽しい」と熱いエールを送った作品だ。
映画の監督を務めるのは、本作が長編初監督作となる稲垣壮洋氏。原作者の平山氏と出会い、構想から8年の歳月を経ての映画化となった。

■相葉雅紀、クランクイン前からプロ直伝の徹底した役作り
野球経験者である相葉だが、本作に臨むにあたり、撮影開始前から共演者とともに野球チームの監督としてのリアリティを出すための練習を重ねた。元メジャーリーガーの井口資仁氏や、元シドニーオリンピック野球日本代表でNTT東日本を日本一に導いた監督でもある飯塚智広氏よりノックの指導を受けて撮影に臨んでいる。さらに、モデルとなった「東京ブルーサンダース」との練習にも取り組み、クランクイン前から“矢上”としてチームメンバーと向き合う姿勢を作り上げていった。
野球一筋で生きてきた末に戦力外通告を受け、人生の挫折を味わった男・矢上。そんな彼が、これまで野球がやりたくてもできなかったメンバーたちと出会い、彼らのひたむきな情熱に触れることで、あきらめていた夢が再び動き出していく。
■相葉雅紀コメント「心のキャッチボールもできた気がしています」
脚本を初めて読んだときは、ノンフィクションなのにこんなにもドラマチックなお話があるのかと、心が揺さぶられました。
今回の作品で「障がい者野球」という世界にはじめて触れましたが、実際に選手たちのプレーを見て、投げる球は速いしキャッチングもうまく、グローブのさばき方も巧みで驚きました。ひとりひとり環境が異なり教科書のような正解があるわけではないなか、自分なりに最善のプレーができるやり方を見つけていたり、装具があったりなど、目を見張るものがたくさんありました。
共演した野球チームのメンバーとは何度か食事に行ったり、ノックやキャッチボールなどの練習を通じて、心のキャッチボールもできた気がしています。出演者の中には、実際に障がい者野球チームに所属してやっている方もいらっしゃるし、アスリートのように体が動く方ばかりなので、遠慮なくノックを打たせてもらいました。
撮影が進むごとにチームの結束力、チームワークがどんどん良くなっていったと思います。試合のシーンでは撮影するのが困難なカットも、チームのみんなで乗り越えて作りましたので、完成した作品を楽しみにしていただけたらうれしいです。


