
THE虎舞竜・高橋ジョージが、6月9日に都内で「THE虎舞竜 新曲『ShowaShowaOndo!~昭和昭和音頭』発売記念および新レーベル設立発表会見」に登場。復興に向けた取り組みとそれに対する思いを語る場面があった。
■自虐ネタで会場の笑いを誘う「11年前の裁判所前でのインタビュー以来ですね」
同会見では、“ロックの日”である同日にTHE虎舞竜の新曲「ShowaShowaOndo!~昭和昭和音頭」をリリースしたこと、新レーベル「パイナップルレコード株式会社」の設立、日本全国を巡る盆踊り行脚企画が発表された。
報道陣の前に姿を現した高橋は「こんなにたくさん集まっていただいて。僕個人としては11年前の裁判所前でのインタビュー以来ですね」と自虐的なコメントで会場を和ませ、「今回は新曲の発表と同時に、自分たちの新レーベルを設立したことをお伝えさせていただきたいと思っております」とあいさつした。
新曲について「僕は今68歳で、来年69歳。『“ロック”に生きて行こうかな』という目標があり、そのスタートになればいいかなと思いまして、それに対する新曲を作りました」と語り、「ロックと盆踊りの融合『ロックン盆踊り』。今年の正月に20年ぶりに再結成したTHE虎舞竜のメンバーと『今年は楽しくやろうぜ』という話をしていて、ドラムのメンバーから『ジョージ、お年寄りから子供まで、みんながノれる音楽やろうよ!』って言われて、『それ、一番難しいよ』っていう話をしていたんです。でも、よくよく考えたら、毎年夏になると全国どこでも夏祭りに盆踊りがある。僕らがなじみのあるリズムが聴こえてくるなって。これを自分たちのロックと融合できないかなというふうに思って作ったのが『ShowaShowaOndo!~昭和昭和音頭』です」と説明した。
さらに、「『みんなで年代を超えたつながりができれば』『全国でみんなで踊っていただきたいな』という思いで作りました。今は70代の人でもロックを聴いて育った人たちですから、なじみがあるんじゃないかなって思っています」とにっこり。
■本質的な復興への思いを語る「笑顔がまだ満たされていない」
そして、日本全国を巡る盆踊り行脚企画について「東日本大震災から15年という節目で、復興はかなり進んできましたけど、本質的にはまだまだ。“笑顔がまだ満たされていないな”という部分で、能登、熊本も含めて、被災地から元気にしていきたいなと。そこで行われる盆踊りに、ぜひ呼んでいただきたいなということで、“日本のソウルビート”盆踊りで日本を元気にしようというプロジェクトを立ち上げました」と告白。
加えて、「夏祭りに僕を呼んでください!現地に行ってこの新曲を歌いますよ、と。基本的に無料です。そうとう交通費がかかるところは、ちょっと相談しますけど(笑)。これを機に、(予算がなく)『タレントは呼べない』という地方の行政の方とか、町の小っちゃな盆踊りとか、そういうところにも行きたいなと思っておりますので、ぜひ奮って応募していただきたいなと思っております」と呼びかけた。
◆取材・文=原田健

