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【全日本】好敵手・田村との世界ジュニアV1戦へ 立花が第2試合を希望 「2年前の俺たちを超える」

【全日本】好敵手・田村との世界ジュニアV1戦へ 立花が第2試合を希望 「2年前の俺たちを超える」

 6・18後楽園大会の世界ジュニアヘビー級選手権試合「立花誠吾vs田村男児」へ向けた会見が9日、都内・全日本事務所で行われた。

 田村は2024年3月に第67代王者から陥落以来、2年3ヵ月ぶり2度目の世界ジュニア戴冠に挑む。タイトルマッチを前に田村の脳裏に浮かんだのは歴代王者の先輩たちの存在。「この世界ジュニアのベルトは世代的にといっちゃあれですけど、人によって重みが違うと思うんです」と前置きした田村は「僕はやっぱりこのベルト、めんどくさくて、こだわりのある人たちがベルトを守ってきた。そういう男たちの背中を見て、育ったというか学んだというか、そういう部分が大きいので。俺にとって世界ジュニアはそういうベルト」と自分なりにベルトの重みをかみしめている。

 王者・立花は1・25千葉大会で青柳亮生を破って世界ジュニア初戴冠。5ヵ月近くが経過し、ようやく初防衛戦を迎える。田村の発言を受けて「確かにこいつと俺じゃベルトにかける重みが違うかもしれねえ」と認めたうえで、「プロレス界、今たくさん団体がある中で、たくさんプロレスラーがいる中で、俺がアップタウンとしての強さってのを見せなきゃいけねえと思ってるからよ。俺の部分の気持ちで、男児の重みvs俺の気持ちだな」と定めた。

 田村とは実に14度も前哨戦で激突。6・11新宿大会が15度目にして最後の前哨戦となる。「男児のパワーは手の内を明かされてても、耐えるしかできねえからな。こいつのバカみてえなパワーはよ。ジュニアじゃねえ。14回も前哨戦やってよ、てめえのラリアットをよ、何百発、俺は受けてんだ? このヤロー、てめえ。タイトルマッチ前に俺は体壊れるんじゃねえかって毎回、一発一発食らうたびに思ってたよ」とぼやきながらも、田村がベルトへの思いを口にしたことによって「14回前哨戦やったけど、またここで新たなものが男児と出来たと俺は思ってるよ。ぜってえ負けねえぞ、このヤロー」とさらに火が付いた。

 そこで立花は「俺のチャンピオンとしての要望も1個ぐらい叶えてもらってもな、バチは当たんねえだろ」とし、「俺と男児のタイトルマッチ、第2試合にしろ」と要求した。田村との闘いが注目されたのは2024年5・6後楽園大会におけるGAORA TV王座戦。二人が繰り広げた真っ向勝負は第2試合ながら、当日屈指の激闘となった。「第2試合で俺はあの日、一番すげえ試合したと思ってるからよ」と自負する立花は「同じシチュエーションで2年前の俺たちを超える」と誓ってみせた。


【会見の模様】

▼田村「田村です。ようやくかと。ここまで3月から世界ジュニアの前哨戦をやってから、ようやくここまで来たなという思いが先にあります。ただ、これは終わりじゃないんで。前哨戦だけなんで。6月18日、世界ジュニアのタイトルマッチ、立花誠吾とかけてやるっていう思いが今強いですね。この世界ジュニアのベルトは世代的にといっちゃあれですけど、人によって重みが違うと思うんです。僕はやっぱりこのベルト、めんどくさくて、こだわりのある人たちがベルトを守ってきた。そういう男たちの背中を見て、育ったというか学んだというか、そういう部分が大きいので。俺にとって世界ジュニアはそういうベルトだなと思ってます。それを下の世代とか別の世代に押しつけるものじゃなくて、これは人によって違うものでいいと思ってます。というのをわかってほしいなと思ってます。2年前とはまた違いますから、それをもっと立花誠吾vs田村男児の戦いを見せてやりたいなと思ってます」

▼立花「立花誠吾だ、あーん。今、男児の言葉を聞いて、正直メチャクチャこうなんつうんだろうな。心の奥の方からふつふつと燃え上がるものがよりひとつ別のものとして出来上がった気がするな。男児がさっき言った、人にとってそれぞれベルトへの思いが違う、重みが違う。確かに全日本生え抜きでもう10年近く、8年か、男児がデビューして何年かわかんねえけど、それぐらい前から生え抜きとしてデビューして全日本でずっとやってきて、いろんな先輩を見て、ジュニアのタイトルがどういうものなのかをセコンドやら控室やらかわかんないけど、試合を間近で見て、その人たちに教わってきた男が言う言葉だからな。確かにこいつと俺じゃベルトにかける重みが違うかもしれねえ。ただ、俺は今、アップタウンっていう団体を黒潮TOKYOジャパンってヤツが作って、そこに入って。プロレス界、今たくさん団体がある中で、たくさんプロレスラーがいる中で、俺がアップタウンとしての強さってのを見せなきゃいけねえと思ってるからよ。俺の部分の気持ちで、男児の重みvs俺の気持ちだな。おとといか、山形。14回目の前哨戦だよ。14回前哨戦やったけど、またここで新たなものが男児と出来たと俺は思ってるよ。ぜってえ負けねえぞ、このヤロー。あーん」

――14度の前哨戦を戦い、お互い手の内をわかり合ったと思うが手応えは?

▼田村「そうっすね。もう手の内も何だろう、明かしてるというか、それ以上ない真っ向勝負をしてたわけだし。たかが前哨戦とかじゃなくて、僕も立花さんも思ってると思うんだけど、全部捨て試合じゃないんですね。全部一戦一戦が全力だったんですよ。見に来てくれたお客さんと配信で見てくれたお客さんに伝わってくれてたらいいなと思いますね。そういう気持ちでやってました」

▼立花「正直、手の内を明かしてるっつっても、この14試合。次の新宿FACEの前哨戦も入れて15試合。男児のパワーは手の内を明かされてても、耐えるしかできねえからな。こいつのバカみてえなパワーはよ、ジュニアじゃねえ。14回も前哨戦やってよ、てめえのラリアットをよ、何百発、俺は受けてんだ? このヤロー、てめえ。タイトルマッチ前に俺は体壊れるんじゃねえかって毎回、一発一発食らうたびに思ってたよ。だいたい全日本側もよ、なんだよ? 14回、15回の前哨戦ってふざけんなよ、お前。俺が確かに一回も防衛戦やってないのが悪い。1月25日、千葉で獲ってもっと防衛戦したかったけど、いろいろ都合が合わなくてな。日程が合わなかったりで防衛戦できなかったけど、15回の前哨戦ってお前。おかしくなるとは言いたくねえけど…まあまあ。だけどタイトルな、お互い手の内を明かし切ってるかもしれねえし、もしかしたら男児も俺もわかんねえけど、まだ何かを隠し持ってるかもしれないからな。タイトルマッチはよ、正直、前哨戦とタイトルマッチ、迫力とか試合の威力、打撃の威力とか正直変わんねえ。男児も言ってたけど、前哨戦から思い切りやってたからな。だけど、そこにさっき言った俺たちの気持ちがもっともっと乗るからよ。ぜってえ面白くしてやるよ。あとあれだ。前哨戦15試合な、やってきたわけで、別にまあまあまあ、俺はいいんだけどな。俺のチャンピオンとしての要望も1個ぐらい叶えてもらってもな、バチは当たんねえだろうな。いいだろ? 俺、チャンピオンだから1個ぐらいお願い言っても。俺と男児の6月18日、世界ジュニアのタイトルマッチ。世界ジュニアっていう重みは男児ほどはわかってねえかもしんねえけど、俺がファンの時代から見てるベルトだからな。ベルトの価値はよく分かってるつもりだ。だけど俺と男児のタイトルマッチ、第2試合にしろ。2年前のGAORA TVマッチのオマージュじゃねえけどな。第2試合で俺はあの日、一番すげえ試合したと思ってるからよ。同じシチュエーションで2年前の俺たちを超える。いいだろ? このヤロー。何だよ? 全日本のヤツに言ってんだろ。なんでうなずいて。うん、うん、うんじゃねえんだよ」

▼新土リングアナ「会社で協議の上、決定させていただきます」

▼立花「ああ、OK、OK」

――過去の先輩、今、誰のどのような場面が浮かぶ?

▼田村「すいません。ややこしいとか(苦笑) めんどくさい人たちに変わりはないんですけど。場面じゃないんですよ。歴史というか、そういうものがこびりつくというか。僕、全日本入門してからセコンドだったり、なんやかんや、練習だったり指導してもらったりしたことも含めて、こびりついたものがあるんだよなって感じです。戦いの中でっていうか、すべてにおいて素晴らしいと思ったし、僕はリスペクトするもの。学ぶことも多かったし。そういうものがあったなっていう」

――歴代のどのチャンピオンを思い浮かべる?

▼田村「難しいですね。やっぱり僕は今こんな言っていいのか分かんないですけど、青木篤志という…いろんな人にとって大切なレスラーだと思うんですけど、人にももちろん厳しいし、自分にも厳しいレスラーだったので、プロレスにおいて、そういう部分で尊敬してましたね。練習生の時、めんどくせえなって思うことは正直ありましたけど(苦笑) リスペクトして、そういう重みがあるベルトなんじゃないかなと思いますね。(佐藤)光留さんもそうだし、岩本(煌史)さんもそうだし、いろんな人がいたし」

――ベルトを獲って半年でようやく初防衛戦だが、全日本のベルトを巻いて重み、輝き、やりがいなど新たに感じたことは?

▼立花「もちろん、やりがいってのはジュニアのベルトを獲る前から感じてたしな。去年のジュニフェスってジュニアのリーグ戦があって、その中でもジュニアのヤツら全員、こいつら凄えなって思ったし。今ちょっとケガ人多いけど、井上もそうだし。あいつも正直、去年とか全然グリーンボーイみたいに正直、甘く見てたけど、最近どんどんあいつの蹴りとかとんでもないものになってるし。全日本ジュニアで思い浮かぶのって亮生とかHAYATO。男児もそうだし。だから亮生、HAYATOが主人公みたいなよ、周りのヤツらは思うかもしれないし。確かに亮生とHAYATOの試合はメチャクチャ面白いからな。だけど、それを俺と男児で亮生、HAYATOを超えるような試合をしたいし、亮生、HAYATOの試合じゃなくて、アニキと男児の試合の方が面白かったなって思われるような試合を後楽園でしてやる。あーん」

――前哨戦ではヤンキーハンマーで獲られることが多かった。対策が必要となりそうだが?

▼田村「対策はしてきたつもりなんだけど、それをどんどん読み合いじゃないですけど、前哨戦の中で読み合って。6月18日はそれをもっと上回るようなことをやると思うけど。一番は食らわないことだけどね。それを対策できたらいいけど、相手がいるところで言わないですね」

▼立花「言えよ」

▼田村「言わないよ。言うわけないだろ。絶対言わない」

――立花選手が第2試合を希望したことについては?

▼田村「もちろん、なんでも。それはやっぱりチャンピオンが言ったことだし。実際、2年前、いろんな人に見てもらえたと思うんで、とても大事なことだと思います。結果的に別に僕は何試合目でも大丈夫なんですけど、2試合目、それが大事なのかなと思いますし、これは自分たちの戦いなのかなと思ってます」

――当日はほかにも三冠、アジアタッグなどタイトルマッチがあるが、そこに向けての対抗心はある?

▼立花「もちろんそうだし、そうだな、当日、俺たち以外にもNWA、アジアタッグ、三冠。もちろん全日本の中での試合もそうだし、他の団体のジュニアの試合を超えるような試合を俺たちでする。絶対にできるからな。他のジュニアで見せられねえ、思い切りぶつかって、思い切りやり合って、で、思い切りしばき合う試合を。他の団体のジュニアじゃできねえような、そして他の団体のジュニアじゃねえような体の俺たちでその試合をする。絶対に他の団体に負けない。そして、その日やる全日本のどの試合にも負けない。その試合を俺たちがする。その覚悟を持って、第2試合ですんばらしい試合をやるぞ、このヤロー」

――立花選手は全日本で2冠王になったが、まぶしく見える?

▼田村「ずっとまぶしいとは思いますけどね。2冠王じゃなくても。声援とかも凄いし、それを自分で超えないといけないと。6月18日はそうやって思いも含めて熱いものを見せたい。誰にも負けたくない。自分にも負けたくないし、相手にも負けたくない。全員との戦いだと思うんで、他のタイトルマッチにも負けたくないし。そういう思いです。(立花は)いつも輝いてるんじゃないですか」

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