
「森保さんに聞いてください」なぜ冨安健洋は語らなかったのか? 「僕が話すことじゃない」に見えたプロ意識 【日本代表】
2026年6月7日(日本時間8日)、事前キャンプ地のモンテレイでU-19日本代表とトレーニングマッチ(完全非公開)を行なった森保ジャパン。日本サッカー協会の広報によれば、35分×4本形式の試合で合計2−1の勝利を収めた。
翌8日の練習後、囲み取材で「昨日の練習試合で冨安選手の目から見て良かった点、まだ課題だった点をそれぞれ教えてもらえますか」と問われた冨安健洋は、きっぱりとこう答えた。
「それは僕が話すことじゃないので、森保さんに聞いてください」
断っておくが、記者の質問が悪いと主張したいわけではない。その対応で改めて感じさせられたのは、冨安のプロ意識の高さだ。
オランダとの初戦まで1週間を切ったタイミングで、チームに関する情報を安易に外へ出さない。その返答からは、「すでに戦いは始まっている」という強い覚悟もうかがえた。
おそらく他の選手たちも戦術に関する話は慎重になるだろう。そこからどうチームに不利益を与えず、読者にとって有益な情報を引き出すか。ワールドカップは、メディアの実力も試される大舞台だ。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)
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