ロサンゼルス・ドジャースは今夏のトレード期限(現地8月3日)までに、デトロイト・タイガースのエース左腕タリク・スクーバルの獲得に動く可能性があると複数の米メディアで報じられている。
現地6月8日、米スポーツ誌『Sports Illustrated』のマット・レビン記者は、その可能性を裏付ける要因として主力先発投手の故障離脱などを挙げ、ドジャースが依然として獲得候補の有力球団であると報じた。
レビン記者は「ドジャース、超大型トレードでスクーバル獲得へ? タイガースとの思惑が“完璧に一致”」と題した記事をアップ。戦線離脱中のブレイク・スネルやタイラー・グラスノーに触れた上で、「必ずしも先発投手を必要としているわけではない。しかし、スネルやグラスノーなど、故障者の続出が今夏の補強を後押しする可能性がある」と伝えた。
一方で、2026年シーズン終了後にFAとなる予定のスクーバルについて、「短期間の保有となる可能性を懸念し、超大型トレードに慎重な球団も少なくない」と記述。それでも、ドジャースは「もともとオフシーズンにスクーバル獲得へ動くつもりだった」と綴り、こう続けた。
「ドジャースはこれまでも獲得したい選手がいれば、そのために必要な代償を惜しまない姿勢を示してきた。今回も獲得に躍起になるはずだ」
またドジャースとタイガースの双方が求める補強ポイントについても、「補強ニーズと完璧に合致している」と指摘。26歳のエメット・シーハンや25歳のジャスティン・ロブレスキーら若手投手に加え、有望株の外野手も豊富に抱えている点について触れた上で、レビン記者は「ドジャースは大きな戦力ダウンを避けながらも、十分競争力のあるオファーを提示できる数少ない球団のひとつ」と評価した。
さらに今オフには労使協定(CBA)の期限切れに伴うロックアウトの可能性も取り沙汰されている。こうした不透明な状況も相まって、「ドジャースが例年以上に積極的な動きを見せる可能性が高い」と論じた。
ワールドシリーズ3連覇を狙うドジャース。球界最高峰の左腕スクーバルを巡る争奪戦が本格化するなか、はたして大型トレードは実現するのか。今夏の移籍市場の行方から目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部
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