6月に入り、世界中のUFO研究者及びマニアックなファンが、これまでになく沸き立っている。震源となっているのは、6月12日に全米で公開予定の映画「ディスクロージャー・デイ」だ。映画界の巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督による最新作で、政府によるUFOや未確認異常現象(UAP)にまつわる機密隠蔽と、その開示をめぐる陰謀を描いたSF超大作だ。
UFOジャーナリストが解説する。
「スピルバーグ監督は『この映画の根底には真実がある』としていますが、アメリカ国防総省がポータルサイト『PURSUE』を通じて機密解除を進める中、UFOはもはや一部マニアだけのロマンではなくなっていますからね。タイトルの『ディスクロージャー・デイ』が示すように、単なるエンターテインメント作品という枠を超え、UFOマニアは『人類が宇宙の真実と向き合う日』を示す預言書と捉えています」
映画への期待が最高潮に達する中、それに合わせるかのように、全米各地でUFO人気が再燃。サウスカロライナ州チャールストンを拠点とする独立系新聞「チャールストン・シティ・ペーパー」は6月5日、「サウスカロライナ州内での長年にわたるUFO目撃情報の記録」を掲載。全米UFO報告センター(NUFORC)には、サウスカロライナ州に関連する多数の目撃談が報告されている。
間もなく「世界UFOの日」がやってくる
「チャールストン・シティ・ペーパー」は1997年に創刊。チャールストン市およびその周辺のバークレー郡、ドーチェスター郡におけるニュースを網羅する、地元密着型のメディアだ。
サウスカロライナ州ではかねてから、UFO目撃談があとを絶たず、記事には様々な事例が網羅されている。ざっと挙げてみると…。
●キアワ島上空を飛行する円盤型の物体
●海上の島々でホバリングする楕円形物体
●ノースチャールストンからダウンタウンにかけて、市街地上空で謎の光
●ジョンズ・アイランド近くで、航空機よりも小型の円形物体が航空機並みの高度で、着陸態勢に入る飛行機よりも高速で南から北へ移動
これまで「気のせい」として片付けられてきた地方の目撃談と、アメリカ政府による機密解除ポータル「PURSUE」の動きがリンクしたことで、UFO情報は確かな現実味を帯びてきた。6月24日には「世界UFOの日(World UFO Day)」が控えている。
映画の公開により、真実の扉が開くのか、それとも現実が更なる謎を我々に突きつけることになるのか。今年の夏はいつにも増して、空を見上げることが多くなるかもしれない。
(ジョン・ドゥ)

