
【問題】
古来から世界中で栽培されてきた、黄色い粒がたくさん詰まった野菜。その意外な漢字表記に思わず二度見してしまう一字です。
★ ヒント
トウモロコシは南米原産の穀物で、秋の味覚として日本でも親しまれています。漢字の中には『蜀』という古い中国の地名が含まれ、海を越えて伝わった食べ物であることを示唆しています。
【解説】

玉蜀黍(とうもろこし)は、中国での呼び方に由来する漢字表記です。玉は粒立つ状態を、蜀黍は古代中国の蜀地域で栽培されていた黍(きび)に似た穀物という意味で、スペイン経由で日本に伝わったトウモロコシを当て字で表現したものです。別名『唐黍(からきび)』とも呼ばれるように、外来の穀物であることが名前に反映されています。夏から秋にかけて旬を迎え、タンパク質と炭水化物が豊富で栄養価の高い食材として重宝されています。
難読漢字はこうした歴史的背景や文化の痕跡が刻まれています。次回のクイズでは、さらに難しい植物名が登場するかもしれません。ぜひご期待ください。
