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「優勝したらカイリーより上?」ピアースがブランソンの歴代評価に言及「凄まじい議論になる」<DUNKSHOOT>

「優勝したらカイリーより上?」ピアースがブランソンの歴代評価に言及「凄まじい議論になる」<DUNKSHOOT>

ニューヨーク・ニックスは現在、27年ぶりにNBAファイナルの舞台で戦っており、1973年以来となる通算3回目のリーグ優勝が手の届く位置にある。その中心にいるのは、間違いなくエースのジェイレン・ブランソンだ。

 殿堂入り選手のポール・ピアース(元ボストン・セルティックスほか)は、ニックスが今季頂点に立つことになれば、ブランソンは攻撃的ガードとして歴代でも上位にランクインする可能性を示唆している。

 今季のニックスは53勝29敗でイースタン・カンファレンスの第3シードでプレーオフに進出。1回戦でアトランタ・ホークスを4勝2敗で破ると、カンファレンス準決勝ではフィラデルフィア・セブンティシクサーズを、カンファレンス決勝ではクリーブランド・キャバリアーズをそれぞれ4勝0敗のスウィープで撃破し、1998-99シーズン以来のファイナル進出を果たした。

 サンアントニオ・スパーズとのファイナルでは敵地で2連勝スタート。ホームに戻った第3戦は111-115と敗れてプレーオフでの連勝は13でストップするも、ポストシーズンでの快進撃は色褪せない。とりわけ、加入4年目を迎えているブランソンの評価はうなぎ上りだ。

 29歳の司令塔はプレーオフで平均26.9点、3.1リバウンド、6.2アシスト、1.1スティールをマークし、ファイナルに入ってからも30得点→20得点→32得点とオフェンスを牽引している。
  ピアースはポッドキャスト番組『No Fouls Given』で、「もしジェイレン・ブランソンが優勝したら、カイリー(アービング/ダラス・マーベリックス)より上なのかという話になる」と見解を語った。

「カイリーが率いるチームが優勝するのを見たことがない。カイリーはこれまで素晴らしい活躍を披露してきたが、ニックスが優勝した場合、ジェイレン・ブランソンがNBAの歴史の中で優れたガードの1人としてどの位置にいるのかについて、激しい議論が巻き起こるだろう」

 アービングはクリーブランド・キャバリアーズ時代の2016年にリーグ優勝を経験しているが、当時はレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)に次ぐ2番手という位置づけだった。

 ブランソンがエースとして優勝を果たすことになれば、35歳のデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)や36歳のジェームズ・ハーデン(キャブズ)ら優勝未経験のスター選手を上回る可能性もあるとピアースは言う。

「ブランソンのキャリアはまだ十分な時間が残されているが、現時点ですでにカイリーやデイム(リラード)より上だと見なすべきなのかどうか。これは凄まじい議論と主張が飛び交うことになるだろう」 ブランソンは身長188cm。かつては小さなガードがエースのチームは優勝するのは難しいとの定説もあったが、ピアースもそういった見方は改めたという。

「今のブランソンには周囲に完璧なピースが揃っている。正直に言えば、俺も以前は『エースが小柄なガードのチームで優勝するのは極めて難しい』というベッキー・ハモン(元WNBA選手)の意見に賛成していた。

 NBAの歴史を振り返っても、エースとしてチームを優勝に導いた小柄なガードと言えば、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)やアイザイア・トーマス(元デトロイト・ピストンズ)くらいしかいないからね。でも、そんな下馬評の中で、ブランソンはチームを“約束の地”(NBAファイナル)へと導いたんだ」

 ピアースは、ブランソンの特筆すべき点として、高いバスケットボールIQ、クラッチタイムでの勝負強さ、適切な判断能力を挙げ、「彼の実力を認めざるを得ない」と脱帽。そして、名門ニックスで“神格化”されるとも予想している。
 「もしブランソンがエースとしてニューヨークにタイトルをもたらしたら...。ニックスは50年以上も優勝していないんだから、ニューヨークでの優勝1回は、(MLB)ヤンキースの優勝5回分に匹敵する価値がある。

 彼は一生、(ニューヨークの)どこのレストランでもタダで飯が食えるし、どこのホテルにも泊まれるようになる。街を歩けば、神のような存在として崇められるだろう。俺はボストンで優勝したが、たぶん俺の銅像は建たない。だが、もし彼がニューヨークで優勝すれば、間違いなく銅像が建つだろう」

 ファイナル第4戦は、現地時間6月10日(日本時間11日)に行なわれる。はたしてブランソンは、この千載一遇のチャンスをモノにし、ニックスを53年ぶりの頂点へ導けるだろうか。

構成●ダンクシュート編集部

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配信元: THE DIGEST

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