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「最近の若手が“マンバ・メンタリティ”を口にすると腹が立つ」元レイカーズ戦士がコビーを回想「努力のレベルが違う」<DUNKSHOOT>

「最近の若手が“マンバ・メンタリティ”を口にすると腹が立つ」元レイカーズ戦士がコビーを回想「努力のレベルが違う」<DUNKSHOOT>

ロサンゼルス・レイカーズのレジェンド、コビー・ブライアントは類まれな得点力と勝負強さで2000年代にチームを5度の優勝に導き、NBA史に残るスーパースターとして一時代を築いた。

 ただ、18歳でNBA入りした当初はセルフィッシュなプレーが目立ち、周囲から批判を浴びることも少なくなかった。1996年から2年間レイカーズで共闘したニック・ヴァン・エクセルは、ポッドキャスト『Out the Mud』で、プロ入り当初のコビーについて回想した。

「コビーが気づいていなかったのは、(優勝を目指すなら)チームが重要だってことだ。彼はただただ若かった。リスペクトを込めて言うけど、彼は若すぎたんだ。『1対1でやろうぜ、俺が20点取ってやる』とね。でも、俺たちのチームには、彼以上に優勝する準備ができている経験豊富な選手たちがたくさんいたんだ」

 コビーのルーキーイヤーに当たる1996-97シーズンのレイカーズにはバックコートにヴァン・エクセル、エディ・ジョーンズ、フロントコートにロバート・オリー(シーズン中に獲得)、ジェローム・カーシー、エルデン・キャンベル、シャキール・オニール(シャック)などがいた。

 ヴァン・エクセルは「『コビーをディスってる』と怒るヤツらがいるが、そうじゃない。コビーは最初からずっと凄かったさ」と断った上で、「優勝するチームには『レベル』というものがあるんだよ」と説明する。
 「序列があるし、厳しい試練を乗り越えなきゃならないんだ。良いチームだからといって、朝起きたら自動的に優勝できるなんてことはない。少しは叩きのめされる経験が必要なんだ。コビーもそれを経験した。

 プレーオフ(97年のユタ・ジャズとのカンファレンス準決勝第5戦)でエアボールを連発して、批判にさらされた時とかね。でもあの若さで、コビーは立ち止まらなかった。『これで俺はもっと強くなる。これが俺を鍛えてくれるんだ』と受け止めたんだ」

 ルーキーのコビーは、エアボールを連発してチームもプレーオフ敗退を喫したあと、ロサンゼルスに戻って「真っ直ぐジムに直行してシュートを打ち始めた」という。

 ヴァン・エクセルは後年チームメイトとなったダーク・ノビツキー(元ダラス・マーベリックス)とマヌ・ジノビリ(元サンアントニオ・スパーズ)を「今まで見てきた中で最もハードに練習する選手」に挙げたが、こと練習量に関しては、「コビーは彼らを何倍も上回っていた。比べものにならないくらいだ。練習へのこだわりは狂気じみてたよ。“マンバ・メンタリティ”そのものさ」と語った。

「それが18歳の時からだったんだ。シャックと一緒に優勝し始めた頃の彼がどうだったかなんて想像もつかないよ。最近の若手で、大して練習もしないくせに『マンバ・メンタリティ』という言葉を口にするヤツらは本当に腹が立つ。俺はコビーが実際に何をやってきたか、どれほどの努力を注ぎ込んできたかを知っているからね。

“マンバ・メンタリティ”は、コビーが必死に努力して作り上げたものなんだ。今その言葉を口にする連中はあんな風には練習していない。あんな次元ではやってないんだ。確かに上手いヤツはいるが、努力のレベルが(コビーとは)違うんだ」

 数々のビッグネームと一緒にプレーしたヴァン・エクセルだが、コビーはそのなかでも特別な存在だったようだ。

構成●ダンクシュート編集部

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配信元: THE DIGEST

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