ニューヨーク・メッツの千賀滉大が新たな故障により、復帰計画の見直しを迫られていることが現地6月9日、米誌『Sports Illustrated』の報道で明らかになった。
4月下旬に腰椎の炎症で15日間の負傷者リストに入って以降、リハビリを続けていた千賀だが、同日の2Aでの登板直前に尺骨神経の炎症を訴えて登板を回避。メッツでの将来がさらに不透明な情勢となっている。
この状況を受け、『Sports Illustrated』は「日を追うごとに、千賀がメッツでの最後のイニングをすでに投げ終えてしまった可能性がますます高まっているように思える」と報道。千賀のメッツでの将来について悲観的な見方を示した。
また同誌は、この症状について一般的に回復まで3~6か月を要するケースがあると紹介。千賀は今季5試合で0勝4敗、防御率9.00を記録しており、リハビリ登板でも3試合で12イニングを投げ、防御率5.25、WHIP 1.58と不振を極めている。「千賀に関する失望的な報告が出るたびに、クイーンズ(メッツ本拠地)から追い出される日へ一歩ずつ近づいているようにも見える」と伝えた。
一方で、千賀本人は深刻な状況ではないとの認識を示している。米スポーツメディア『SNY』によると、千賀は「炎症を起こしているわけではないので、これを怪我とは言いたくない。理想のメカニクスを追求し続け、万全な状態でフィールドに戻ることは、それほど遠くないと思う」と話し、前向きな姿勢を見せた。
しかし同時に「もちろん、マウンド上でのパフォーマンスは良くなかった。練習量を少し増やしていて、その分だけ疲労がいつもより溜まっている」と現状についても素直に言及したという。
千賀の復帰時期が遅れる可能性が浮上したなか、今後の回復状況や球団による編成上の決断が、彼のメッツでの将来を左右する重要な鍵となりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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