兵庫優駿を制して5連勝中で挑んだゴッドフェンサーは、地方馬最先着となる5着に健闘した。スタート後は内へうまく潜り込み、中団で流れに乗る形。道中はやや促されながらの追走となり、向こう正面でも懸命に先行勢へ食らいついていった。
早々に気合いをつけられる形で、手応えは決して楽なものには映らなかったが、勝負どころではシルバーレシオと並ぶように進出し、上位争いへ加わろうと見せ場を作った。直線では脚色こそ苦しくなったものの、最後までしぶとく脚を使い続け、パタリと止まることなく5着で入線。強豪相手にも意地を見せ、地方馬最先着という結果を残した。
5着 ゴッドフェンサー
吉村智洋騎手
「自分が思っている以上に評価出来る内容でした。促していくとそれなりについて行ってくれました。(直線では)1番の馬も交わせないくらいの感じでしたが、きっちり捕らえてくれてかなり評価出来ると思います。初めて長い直線も経験しましたし、その中でしっかり伸びてくれましたし、よく頑張ってくれました」
レース結果、詳細は下記のとおり。
6月10日、大井競馬場で行われた11R・東京ダービー(Jpn1・3歳・ダ2000m)は、戸崎圭太騎乗の2番人気、フィンガー(牡3・美浦・田中博康)が快勝した。1.1/4馬身差の2着に1番人気のシルバーレシオ(牡3・栗東・野中賢二)、3着に4番人気のリアライズグリント(牡3・栗東・矢作芳人)が入った。勝ちタイムは2:04.4(重)。
戸崎圭太の手綱さばき光る

羽田盃を制してここに臨んだフィンガーが、見事にダートクラシック二冠を達成した。スタートから抜群のダッシュを決めると、迷いなくハナへ。積極果敢なレース運びで主導権を握った。終始先頭で隊列を引っ張りながらも手応えは十分。直線に向いてから再び加速すると、後続を寄せ付けないままゴールへ飛び込んだ。戸崎圭太騎手の好リードも光り、最後まで脚色の衰えない鮮やかな逃走劇。世代トップの座を改めて印象付ける完勝だった。
フィンガー 8戦4勝
(牡3・美浦・田中博康)
父:Gun Runner
母:エスティロタレントーソ
母父:Maclean’s Music
馬主:エムズレーシング
生産者:高橋フアーム
【全着順】
1着 フィンガー 戸崎圭太
2着 シルバーレシオ 岩田望来
3着 リアライズグリント 坂井瑠星
4着 ロックターミガン 西村淳也
5着 ゴッドフェンサー 吉村智洋
6着 サンラザール 矢野貴之
7着 エンドレスソロウ 石川倭
8着 ロードルーチェ 藤本現暉
9着 デンテブリランテ 藤田凌
10着 フォースメン 笹川翼
11着 モコパンチ 秋元耕成
12着 ミルトイブニング 廣瀬航
13着 コンヨバンコク 岡村健司
14着 シーテープ 本田正重
15着 ロウリュ 吉原寛人
16着 モエレサワンミヤギ 本橋孝太

