“海賊軍団”ピッツバーグ・パイレーツが、王者ロサンゼルス・ドジャース相手に、強奪を成功させた。
まずは3回、大谷翔平が放った大飛球を左翼手ブライアン・レイノルズがジャンピングキャッチ。捕球していなければスタンドインしていた本塁打を、間一髪で盗んで見せた。
パイレーツは4対6と2点のビハインドで迎えた8回、ドジャース3番手のカイル・ハートを攻略。いずれも四球を選んだ走者2人を塁上に置いて、4回に大谷から本塁打を放っていた7番タイラー・カリハンが、この試合2本目となる3ランアーチを放って7対6と逆転に成功した。
さらに4番手ジャック・ドライヤーから1番スペンサー・ホーウィッツが2ラン本塁打をスタンドに打ち込み、9対6とリードを広げた。
9回に大谷に正真正銘の2ランアーチを許したパイレーツだったが、9対8と試合をひっくり返して逆転勝利。試合の結果もドジャースから奪って見せた。
LA紙『California Post』のジャック・ハリス記者は試合後、「ドジャースが終盤に失速し、パイレーツが予想外の勝利を収めた。大谷の本塁打を盗み、試合の結果も強奪した」と報じた。
「ドジャースが崩壊したきっかけは、大谷が今シーズン初めてイニングの途中で降板したことだ。大谷は7回、適時二塁打を打たれた2番ブランドン・ラウの打席で、ABSチャレンジの機会を2度逃した。結果的にカウント3-0となった後、大谷はラウに二塁打を打たれてしまった」
大谷はパイレーツ戦で4失点。防御率は1.06と、0点台から今シーズン初の1点台になった。「(規定投球回に達していないものの)防御率1.06は依然としてメジャートップの数字だ」と記しながらも、「大谷の降板がドジャースの崩壊の始まりとなった。堅固だったブルペン陣は、試合終盤に崩壊に見舞われた」と、リリーフ陣の失態にも触れている。
「ドジャースは5月13日以降、19勝7敗と好調だったが、直近11試合は6勝5敗と苦戦。その5敗のうち4敗は、ブルペンの救援失敗が敗因となっている」。ブルペンの出来がドジャースの勝敗を分けている状況だ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ラウに適時打を許した打席、大谷と捕手ラッシングは2度もABSチャレンジの機会を逃した
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