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元世界9位フォニーニが見定める、後輩コボッリの現在の実力「4位から10位には今でも十分に入り込める」<SMASH>

元世界9位フォニーニが見定める、後輩コボッリの現在の実力「4位から10位には今でも十分に入り込める」<SMASH>

昨年7月に現役を引退した男子テニス元世界ランキング9位のファビオ・フォニーニ氏(イタリア/39歳)が母国紙『Gazzetta dello Sport』のインタビューに応じ、先日閉幕した「全仏オープン」(フランス・パリ/クレーコート)で初の四大大会決勝進出を果たした同郷の後輩フラビオ・コボッリ(現10位)を高く評価。その将来性について「世界4位から10位のグループに入れる」と太鼓判を押した。

 24歳のコボッリは今大会に第10シードで出場。アンドレア・ペレグリーノ(イタリア/大会時124位)、ウー・イービン(中国/同92位)、ラーナー・ティエン(アメリカ/同18位)、ザカリー・スバイダ(アメリカ/同85位)、フェリックス・オジェ-アリアシム(カナダ/同6位)を破ると、準決勝では同胞のマテオ・アルナルディ(イタリア/同104位)が試合前に棄権し、不戦勝で決勝へ進出。最後は第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同3位)にフルセットで敗れたものの、堂々の準優勝を飾った。

 現役時代にツアー9勝を挙げ、2019年には自己最高の世界9位を記録したフォニーニ氏は、あと一歩のところで四大大会初優勝を逃したコボッリについて「実力の高さを証明した」と称賛。「ドローに恵まれたと言う人もいるかもしれないが、そうしたチャンスを生かすには実力が必要になる。彼にはそれがあった」と続けた。
  また同氏は、以前からコボッリの才能に注目していたことも明かしている。「若い頃の自分を彷彿とさせる存在だ」と語り、「タフで競争心が強く、人間味もある」と、その人柄についても高く評価。その上で24歳の今後について、次のように展望を述べた。

「現時点では(ヤニック・)シナー(イタリア/現1位)と(カルロス・)アルカラス(スペイン/同2位)が一歩抜け出しているが、4位から10位の間なら、今でも十分に入り込めるだろう。ただし、これからが本当に難しい時期になる。周囲だけでなく、自分自身への期待とも向き合っていかなければならなくなるからね」

 そして最後には、自身の経験を踏まえた助言も送った。「トップ10となった今は、少し考え方を変えていかなければならない。全ての大会に出場するのではなく、自分が最高のパフォーマンスを発揮できる大会を選ぶべきだ」

 パリで大きな飛躍を遂げたコボッリ。親交の深い大先輩から寄せられた期待に応え、さらなる高みへ到達できるか注目される。

文●中村光佑

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配信元: THE DIGEST

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