シカゴ・カブスの今永昇太は現地6月10日、敵地クアーズ・フィールドで行なわれたコロラド・ロッキーズ戦に先発し、5回を投げて2安打無失点、2四球、7奪三振と好投を披露。チームは2-3と敗れたために勝敗は付かなかったものの、前回登板で4本塁打を浴びた不振からの立て直しに成功した。
前回登板のアスレチックス戦では高めに浮いた球を痛打され、1試合で4つの被本塁打という自己ワーストの結果に終わった今永。しかし、ロッキーズ戦では長打をほとんど許さず。打者19人から7三振を奪い、被安打はわずか2にとどめ被本塁打もゼロに抑えている。
米メディア『CBS Sports』は試合後、「勝敗は付かなかったが復調の兆しを見せた」と見出しを打って、今永の投球内容を高く評価。さらに標高1600mの高地にあるコロラドのクアーズ・フィールドで結果を残した点にも触れ、「直近6試合で14本塁打を許していた状態でこの試合を迎えたが、標高の高いコロラドでもボールを低く集めることができた」と称えている。
実際に変化球の変化量が小さくなる投手泣かせの球場において、今永はストライクゾーンの低めを突き続け、相手打線に強い打球を許さなかった。四球こそ2つ与えたものの、要所では空振りを奪うなど本来の姿を取り戻しつつあるようだ。
『CBS Sports』も「6試合連続未勝利という不振を脱することはできなかったものの、最近の不調から立ち直るには良い登板となった」と指摘。「次の本拠地シカゴでのロッキーズ再戦で、この復調を継続したいところだ」と期待を寄せている。
エースとして期待される左腕にとって、今試合は好投以上の価値を持つ登板だったかもしれない。次戦こそ白星を手にし、苦しいトンネルから抜け出すきっかけを掴めるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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