陸上の日本選手権が6月12日に名古屋・パロマ瑞穂スタジアムで女子5000メートル決勝が行なわれ、山本有真がラスト1周で圧巻のラストスパートで逆転優勝。14分59秒89で初優勝を飾り、9月に同会場で開催するアジア大会の代表に内定した。歴史に残る大逆転劇にネット上では喝采の嵐が広がっている。
衝撃の逆転劇だった。この種目の日本記録保持者で大会5連覇を狙う田中希実が中盤からギアを上げて後続を突き放した。2番手につけていた山本も食らいつくが、ペースを上げる田中が独走。このまま勝負は決した...と思われたが、土壇場で劇的な展開が待っていた。
残り2周で山本が田中との差を徐々に縮め、ラスト1周の鐘が鳴った時にはその差は3秒ほど。山本は先頭の背中をしっかり捉える。田中も必死に腕を振りそのまま逃げ切るかと思われたが、ペースを上げた山本が一気に差を詰めてラスト直線へ。ゴール目前で山本が一気に差し切り、歓喜のフィニッシュに飛び込んだ。
日本選手権はNHKでも生中継され、視聴者からは26歳ランナーの逆転劇に大興奮。次のような反響が上がった。
「山本有真選手のラストスパートと強さに鳥肌が立ちました。凄すぎます!」
「女性の感情が極まった表情って、なんでこんなに美しいんだろう」
「山本有真さん、ラストの追い上げがエグすぎる」
「田中希実さんに勝ったのはすごい」
「怒涛のラストスパートで14分台で最後逆転勝ちは見てる側も熱くなるね」
「ラストの大逆転は感動だわぁ」
地元・愛知での優勝に山本は「まさか14分台が出るとは。優勝も目指していたが信じられない」と声を震わせ、日本人6人目の14分台を叩き出した事実に驚きを隠せず目からは涙があふれた。ラスト100メートルで見事な逆転劇については「声援に背中を押された」と振り返り、地元ファンの声援に感謝した。
山本は陸上女子5000メートル代表としてパリ五輪に出場。五輪期間中にはX上で、一部ユーザーが「めちゃ美人」と五輪選手を4人挙げ、そのうちの一人となっていた山本が「わたし、、?笑」と反応。2450万件を超える表示が記録されるなど大きな話題となった。また、昨年の東京世界陸上での女子5000メートルでは、スタート時に人気アニメ『進撃の巨人』に登場する調査兵団の「心臓を捧げよ」のポーズを披露。こちらも注目を集めた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】田中希実をラスト1周でぶち抜いた山本有真の走りを見よ!(14分20秒~)
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