夏の暑さ対策というとエアコン、日傘、冷感タオル、ハンディファンあたりが思い浮かぶ。では、家で着る服はどうするのか。汗でTシャツが肌に張りつく、短パンのウエストが蒸れる、風呂上がりにまた汗をかく。その不快感を減らす選択肢として、ワークマンの「エックスシェルター暑熱α甚平」がある。
今年は早めに暑さ対策を考えておきたい夏になりそうだ。気象庁が5月に出した3カ月予報では、6月から8月の気温は全国的に平年より高い見込みだ。
日本気象協会によれば、40度以上の「酷暑日」は2025年に、過去最多の延べ30地点に達した。今年はそこまでの多さではない見込みだが、それでも全国の延べ7地点から14地点で観測されると予想されている。家の中でどう涼しく過ごすかを考える年になりそうだ。
さて、「エックスシェルター暑熱α甚平」は3500円(税込)の上下組。遮熱やUVカット、気化冷却など暑熱対策の機能を備えた独自素材を使用している。汗を素早く吸って乾きやすく、ベタつきにくい。脇には通気性を高める加工が施され、表側にはチタン配合の糸を使い、紫外線や近赤外線の影響を軽減すると謳う。
気温30度以上になるとロゴ下の線が赤く変わり、暑さの目安になる。巾着袋が付くので、旅行や帰省にも持っていける。色はブラックとセージグリーンの3色だ。
使う場面は幅広い。風呂上がり、夜の部屋着、休日の朝にスマホを見ながら過ごす時間、ベランダで洗濯物を干す時、近所のコンビニやスーパーへ行く、あるいはサウナや銭湯の帰り。浴衣ほど気張らず、Tシャツ短パンよりも季節感がある。
サイズや色によっては早々に品切れに
そして父の日の贈り物にもいい。定番は酒、ポロシャツ、健康グッズだろうが、酒は好みが分かれ、ポロシャツはサイズや色選びが難しい。その点、甚平は家で着るものだから、気楽に贈れる。この価格なら相手に気を使わせすぎないし、機能性があるぶん「ただの部屋着」ではなく、「暑さ対策に使って」と理由をつけて渡せる。暑がりの父親や汗っかきの夫には、特に刺さるはずだ。
もちろん、注意点もある。ポリエステル主体なので、綿の甚平のような天然素材の肌触りを好む人には向かない。外出着にすると、場所によっては部屋着感が出る。サイズを間違えれば、リラックス感は損なわれる。気化冷却は汗や湿り気のある場面で効きやすく、常に冷たい服というわけではない。当然、着るだけで熱中症を防げるものでもない。水分補給、冷房、休憩といった基本の対策と併せて使うものだ。
甚平は夏祭りの日だけのものではない。汗ばむ夜に、風呂上がりに、冷房や水分補給と併用しながら、家で着る服を変えるだけでも不快感はやわらぐ。
なお、SNSでも話題を集めている人気商品だけに、サイズや色によっては店頭で品切れが出やすい。気になるなら、暑さが本格化する前に早めに手に入れておきたい。
(ケン高田)

