厳しい戦いが続いている。物価高という名の強敵との戦いが。いまのところ完全にボコボコにされているが、何とか反撃すべく毎日のように激安商品を探しているのは私だけではないだろう。
安いもの、安いもの、安いもの……という視点で日々生きているわけだが、そのおかげで先日とんでもないチート商品に巡りあったから報告したい。こんな手があったか!!
・30円の切り落としパン
その商品はテイクアウト限定の商品。価格はたったの30円だ。
しかも見つけたのはカフェ・ベローチェ。私は新宿で発見したが、Xを確認すると他にも様々な店舗で見つけた人がいるもよう。一体何かというと……
すみっこパン
なんとも可愛らしい名称であるが、要はパンの切り落としだ。なんでもベローチェではサンドウィッチを店内で手作りしているらしく、その際に出るパンの耳がショーケースに並ぶことがある。
商品の性質上、いつも必ずあるというわけではない。さらに、他の商品を1点以上購入する必要があるので、30円で済むというわけでもない。
たとえば、先日の私はツナハムミックスサンド(330円)と一緒に購入し、トータルで360円。
気になる「すみっこパン」のビジュアルはこんな感じだ。
そう、パンの耳とはいえ、細長い形状のものではない。三角形で、サンドウィッチのサイズとピッタリ。
まぁ、同じパンを使っているから当然といえば当然なのだが、ということは……?
こうやって挟むと……
……
……
……
サンドウィッチの大きさが倍に!!
どう見ても、トータル360円で食べられるサンドウィッチの分厚さじゃないだろう。安い上にボリュームがあって最高だ。
──いやいや、貧乏くせぇぇぇぇぇぇえええ!! と思う人だっているかもしれないが、実はパンでパンを挟む伝統食というものがある。
詳しくは以前の記事「パンでパンでパンを挟む『トーストサンドイッチ』というイギリスの伝統食があるらしいので作ってみた → 美味しくてビックリ!」をご確認いただきたいが、今回はその伝統食の派生系……いや豪華版である。
なにせ、以前の記事はパンでパンを挟んだだけ。今回は具材のあるサンドウィッチを挟んでいるのだから、とんでもない贅沢飯である。
比較対象を変えるとそのように見えるから不思議だ。
・香ばしさを感じろ
ちなみに、味はというと……耳の存在感が大きすぎるのは否めない。食感としては、ほぼ耳だ。ただその分、中に挟んでいるパンの柔らかさが際立っている。
また耳の香りが最初に来るので、全体的に香ばしさが強いとも言える。めちゃくちゃ良く言えばスモーキーで、通(つう)好み。
普通に言えばパン感が強すぎるサンドウィッチであり、本来主役である具材(ハムとレタスとキュウリ)が脇役に回るという下剋上現象が起きていた。
どちらにせよ、これはボリュームを楽しむものであり、プラス30円という格安価格で実現できるのがミソ。
さらにもう1つ言うと、「すみっこパン」を購入した時点で食品ロス削減に貢献したことにもなる。
そのあたりの満足感もあるから、「安く済ませられた」という以上の気持ち良さもある。
まとめると、30円パンで作るサンドウィッチのサンドウィッチは最強の物価高対策……だと思うのだが、どうだろう?
気になった人はベローチェのショーケースに「すみっこパン」があるかどうかチェックしてみてくれ。繰り返すが、いつもあるとは限らないぞ。
