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充実していたのは冬? それとも春? 2026年アニメはどちらが「豊作」だったのか

充実していたのは冬? それとも春? 2026年アニメはどちらが「豊作」だったのか


冬アニメ『葬送のフリーレン』と春アニメ『黄泉のツガイ』のキービジュアル

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話題作ぞろいだった冬クールに対し、春アニメの布陣は?

 2026年のアニメシーンは、冬・春ともに「豊作」と呼ぶにふさわしい盛り上がりを見せています。話題作がひしめいた冬アニメに対し、春アニメも負けず劣らずの豪華ラインナップとなっており、「冬アニメのほうが圧倒的だった」「いやいや、春アニメの勢いもすごい」などと、ファンによって評価が分かれているようです。

 実際のところ、今年の冬アニメは話題作が目白押しでした。その勢いは年始から際立っており、まず1月3日に『勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録』の初回が放送されると、「これ映画じゃないよね?」「クオリティーがとんでもない」などと話題を呼び、一気に覇権争いへ食い込みました。

 ほかにも、繊細な心理描写と人間関係が話題となった『違国日記』、何から何までセンスの塊と評された『正反対な君と僕』、声優の早見沙織さんの怪演が光った『多聞くん今どっち!?』など、新作アニメも粒ぞろいだった印象です。

 そして何より、『葬送のフリーレン』『【推しの子】』『呪術廻戦』『メダリスト』といったビッグタイトルが集中していたのも冬アニメの強みといえるでしょう。ネット上で「近年まれに見る大豊作」と評されるのも頷けます。

 一方、2026年春アニメは『転生したらスライムだった件』『Re:ゼロから始める異世界生活』『本好きの下剋上 領主の養女』など、いわゆる「なろう系」のビッグネームが集結したクールになりました。さらに前作から6年ぶりとなる『ドロヘドロ Season2』のほか、『ダイヤのA act II -Second Season-』など長らく待ち望まれていた続編アニメも数多く名を連ねています。

 また『鋼の錬金術師』『銀の匙 Silver Spoon』の荒川弘先生や、『うる星やつら』『らんま1/2』『犬夜叉』などで知られる高橋留美子先生といったレジェンド作家の原作アニメがそろっている点も、今期の大きな特徴です。

 しかも興味深いことに、荒川弘先生の『黄泉のツガイ』、高橋留美子先生の『MAO』に加え、「週刊少年ジャンプ」発の『あかね噺』(原作:末永裕樹、作画:馬上鷹将)は、いずれも土曜23時30分台の放送枠に集中しており、「人気作の激戦区」として話題を集めていました。

 そして春アニメもまた、注目の新作が目白押しです。先述した『黄泉のツガイ』『MAO』『あかね噺』はもちろん、『日本三國』や『とんがり帽子のアトリエ』も初回から圧倒的なクオリティーを見せ、多くの視聴者を魅了しています。

 加えて今期はラブコメ・恋愛系作品も豊作です。なかでも登場人物たちの魅力が炸裂している『オタクに優しいギャルはいない!?』、ヒロインの重すぎる愛情表現がどこかクセになる『霧尾ファンクラブ』、話が進むにつれて面白さが増していく『ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話』、先の読めない展開で視聴者を引き込む『レプリカだって、恋をする。』は、それぞれ異なる魅力で支持を広げています。

 確かに冬クールは続編や話題作の存在感が圧倒的でしたが、新作の勢いやジャンルの幅広さでは春アニメも決して引けを取っていません。続編の冬か、新作の春か。アニメファンの間では、しばらく答えの出ない議論となりそうです。

画像の権利表記:
(C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
(C)Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX, Project TSUGAI (C)Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX

配信元: マグミクス

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