ミルウォーキー・ブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキーが現地6月12日、本拠地アメリカン・ファミリー・フィールドで行なわれたフィラデルフィア・フィリーズ戦で先発登板。完封で今季8勝目を挙げた(○6対0)。
初回を三者連続の空振り三振で立ち上がったミジオロウスキーは、3回まで毎回の7奪三振でパーフェクトピッチングを展開。4回に単打を浴びたものの、5回から9回まで相手打線を全て三者凡退に抑え、17人連続アウトも達成した。
最終的には、9回1安打15奪三振無四球、球数は94球で100球以下での完投となる“マダックス”も成し遂げた。メジャーを代表する剛腕は「初回や最初の数イニングは、あまり調子が良くなかった。ただ打者がバットを振ってくれることを願っていただけだった」と話し、快投を振り返った。
24歳右腕の圧巻投球についてMLB公式サイト『MLB.com』は試合後、「マダックスとなる15奪三振、最速104.5マイル(約168キロ)の球速 ミズが年間最優秀投球を披露」と銘打った記事で、即座に特集した。
同メディアは、「メジャーリーグ史上最高のパフォーマンス、そして球団58年の歴史で、おそらくどの選手にとっても最高の試合、少なくとも投手にとっては間違いなく最高の試合となったゲームについて、最も驚くべき事実がある」と切り出し、試合当日の関係者の証言を紹介。素晴らしいピッチングを回想した。
球団オーナーのマーク・アタナシオ氏は「2時間4分かかりましたが、試合後、誰も球場を離れませんでした。ミズがインタビューを受けた時も、球場全体がまだ残っていて、立ちっぱなしでした。22年間球団経営に携わってきましたが、こんな光景は記憶にありません」と、快投劇の余韻を嬉しそうに振り返っていたという。
自身初完投・初完封を果たしたミジオロウスキーは、防御率をナ・リーグトップの1.34まで良化させた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ブルワーズのミジオロウスキーが圧巻の投球
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