愛知・名古屋で9月に開催されるアジア大会の代表選考会を兼ねた陸上の日本選手権は6月13日に女子100メートルハードル決勝が行なわれ、中島ひとみが12秒77(+0.6)で初優勝を飾り、アジア大会の日本代表に内定した。レース後、レジェンドと交わしたやり取りが話題になっている。
中島は予選、準決勝と12秒77をそろえ好調をアピール。準決勝で大会記録を12秒72に短縮した日本記録保持者の福部真子、前回覇者の田中佑美、日本歴代3位のタイムを持つ清山ちさとらも決勝に顔を揃えるハイレベルなファイナルを迎えた。
レースは4レーンの福部がやや先行も、隣を走る中島が追いかける。後半にスピードを上げた中島が力強く抜け出し、そのままフィニッシュ。悲願の日本選手権初Vを掴み取った。
激戦を制した中島は会場の声援に手を振って応え、福部や田中、清山らと労いのハグを交わした。レース後には生中継したNHKで解説を務めた元日本代表で、2025年シーズン限りで競技から第一線を退いた寺田明日香さんと掛け合いトークをする場面があった。
寺田さんが「なかじ~おめでとう!やったね!」と祝福すると、「ありがとうございます!」と中島は笑顔で返した。レースについては「前半は必ずみんな前にいるだろうなと思ったので、後半は持ち味である自分の走りをしっかりやろうと。自分に一番集中してできたかなと思います」と振り返った。
技術のポイントについて尋ねられると、「準決勝はスピ―ドに乗りすぎてしまった。6台目以降がうまく刻めなかったので(決勝は)そこを修正しました」と答えた。代表に内定したアジア大会に向けては「しっかりタイムを狙ってアジア1位を狙いたいです」と意気込み、「寺田さんのおかげで~す」と最後は茶目っ気ぽく付け足した。
昨シーズンまで切磋琢磨しあったアスリート同士だからこそ生まれたほっこりした雰囲気、ファンからは「中島さん、声とか話し方とか可愛い」「いいな~このやり取り」「ひとみんおめでとう」「お綺麗です。競技の知名度向上にも寄与されていて素晴らしい」など、称賛が寄せられた。
構成●THE DIGEST編集部
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