スマックダウンが現地時間12日、ロードアイランド州プロビデンスで行われ、コーディ・ローデスとグンターの統一WWE王座再戦が次週行われることが決定。グンターの指名によってサミ・ゼインが特別レフェリーを務めることになった。
グンターが『クラッシュ・イン・イタリア』における統一WWE王座戦での誤審を主張。王者コーディ・ローデスが再戦を受ける構えを見せたものの、サミ・ゼインが割って入った。
コーディは5・31『クラッシュ・イン・イタリア』でグンターを破って統一WWE王座防衛に成功。敗れたグンターは先週、誤審を主張して大暴れ。コーディも受け入れ、再戦を受ける構えを見せると、ゼインが「次の相手は目の前にいるかもしれんぞ」と割って入った。その後、グンターのスリーパーに捕まったコーディをゼインが救出。コーディはグンターめがけてトペを放ったもののゼインに誤爆してしまった。
この日、ゼインがリングに登場し、「数ヵ月続くわだかまりを解きに来た。終わりにしたい。ハッキリさせたいんだ」とし、コーディを呼び込んだ。呼応するようにコーディが登場。ゼインは「友達として正直に話したい。もう数ヵ月、ずっと誤解を生んでばかり。お前を助けるとツケを払うのは俺だ」と語りかけ、「先週、俺は正しいことをした。助けたのに俺がぶっ倒された。あれはわざとか? 本当のことを言え」と迫った。
するとコーディは「お前にプロレスを説明しろと? トップ選手のお前に何を言えばいい? あれは事故だ。あれも抗争の一環だ」と釈明。「俺たちがここにいるのは奇跡だ。2年前だ。俺のキャリア最大の試合、レッスルマニア40.お前もリングにいただろ?」と問いかけた。
これにゼインは「お前が物語を完結させて王者になった時、一番にリングに駆けつけたのはケビン・オーエンズでも、ジェイ・ウーソでも、LAナイトでも、CMパンクでも、ジョン・シナでも、ランディ・オートンでもない。この俺だ。その勝利を妬むなら俺のはずだったが、うれしかった。今でもな。なぜなら俺は善人だからだ」と返答。「さっき言ったヤツらの中で今でも友達なのは? 問題があるのはそいつらか? それともお前か? 俺はここにいるぞ。陳腐な言葉はいいから正直に話せ」と問い詰めた。
「ここでは変化が全てだ。昨日よりも強くならないといけない。これがかかっているからな。オーエンズ、オートン、シナ、お前と向き合うときほど正直になれなかった」
するとコーディも我慢できず「正直に話してほしいか? 好き勝手でたらめ言いやがって。正直に言うぞ。最近のお前はわめいてばかりでクソだ。みんなが愛したサミ・ゼインじゃない。誰もついてこない」と怒声とともにゼインをバッサリ。「お前が欲しいのは統一WWE王座だろ? 謝罪してやる。俺が王者ですまなかった。お前は一生なれないからな」と格下扱いするように言い放った。
ここでゼインは思わずコーディに張り手を見舞った。すぐ我に返って「申し訳ない。今のは一線を越えてた。本当にごめん。本気で謝る」と謝罪したものの、コーディは顔面を張り返した。「これでおあいこだな」と告げると、ゼインはリングを降りてイスを手にエプロンへ。一触即発の状態となったが、ゼインはイスを投げ捨てて去っていった。
一方、グンターはバックステージでニック・オールディスGMの前に現れ、「じっくり考えた。レフェリーを誰にするか決めた」と告げた。弁護士を立ててコーディとの再戦の条件を提示する構えを見せていたが、誤審の再発防止を目的としたレフェリー指名だった。「ルールを理解しているベテランが適任かと思ったが、人間性も考慮しないといけない。誠実な男にやらせたい。善人がいい。それも最後の善人だ」とグンターが指名したのはゼイン。次週、ゼインが特別レフェリーを務める中、コーディとグンターが統一WWE王座をかけた再戦に臨むことになった。
今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。

