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2026年6月10日が「OG・アヌノビーの日」に! NYを熱狂させた歴史的ワンプレー<DUNKSHOOT>

2026年6月10日が「OG・アヌノビーの日」に! NYを熱狂させた歴史的ワンプレー<DUNKSHOOT>

現地時間6月10日にマディソンスクエア・ガーデンで行なわれたNBAファイナル第4戦、ニューヨーク・ニックスが最大29点のビハインドをひっくり返してサンアントニオ・スパーズを107-106で下し、シリーズ3勝目(1敗)をあげ、53年ぶりの優勝に王手をかけた。

 この試合でヒーローとなったのは、1点ビハインドで迎えた最後のポゼッションで、ジェイレン・ブランソンのディープスリーのこぼれ球を押し込んだOG・アヌノビーだ。

 また、このプレーの直前、スパーズの攻撃の場面で、ディアロン・フォックスのシュートをブロックして相手の追加点を阻止したのも彼だった。

 まさにニックスの球団史に残る伝説的なプレーだった。

 それを記念して、ニューヨーク市を構成する5つの地区のうちのひとつ、スタテン・アイランドでは、2026年6月10日を『OG・アヌノビーデー』とすることを発表した。

 区長のヴィット・フォッセーラ氏は、額縁に入った公式の証明書を手にSNSに動画を投稿した。

「昨晩の試合では、不可能なことなど何もないことを改めて証明してくれた。ニューヨークの住人たちは3時間もの間、息を呑んで見守っていたが、彼らはやり遂げてくれた。よってこの2026年6月10日を、永遠にOG・アヌノビーの日に認定する。ファイナルが終わったら、ぜひ凱旋して欲しい」
  さらにマンハッタン区もブラッド・ホイルマン・シーガル区長がX上で声明を発表。

「マンハッタン区長の権限に基づき、本日をマンハッタンにおける『OG・アヌノビー感謝の日』と宣言する」というメッセージを感謝状とともに投稿した。

 これについてアヌノビー本人は会見の席で、「本当に素晴らしいこと。すごくクールだし、エキサイティングだ。特別なことだと実感している」と語った。
 
 第4戦後は、数え切れないほどのテキストメッセージを受け取ったというアヌノビー。その中でも特に、2019年にチャンピオンを経験したトロント・ラプターズ時代の同僚からのメッセージは、胸に刺さったと明かしている。

 アヌノビーは23年12月、RJ・バレットとイマニュエル・クイックリーとのトレードで、プレシャス・アチウワ、マラカイ・フリンとともにラプターズからニックスに加入。ロンドン生まれのフォワードは、すぐに新チームに順応し、再建途上だったニックスの躍進を支える重要な戦力となった。

 初のスティール王に輝いた2022-23シーズンと今季には、オールディフェンシブ2ndチームに選出。さらにオフェンスでも毎試合安定して2桁得点が計算できるアヌノビーは、攻守両面で頼れる存在だ。 今季で9年目の28歳と、中堅からベテランの域に差し掛かろうとしている彼にとって、プレーオフで実力を出し切るためには、コート内外で日頃からの綿密な努力がなによりも重要だと、会見の席で語っている。

「試合以外の部分では、フィルムスタディ(映像分析)といったことをたくさんやるようにしている。そして実戦面では、ジムで自分のパフォーマンスに磨きをかけて、シーズンを通して成長できるよう努力を続けている。

 それから、チャンスも重要だ。自分にできることを発揮できる場がより多くあること。そしてそのチャンスが来た時に備えておけるように、ひたすらハードワークを積み重ねるんだ」
  そうした日々の積み重ねが、第4戦でチームを救った歴史的なワンプレーにつながったのだろう。

 とはいえ、まだニックスはシリーズを制したわけではない。彼らが53年ぶりの優勝を果たした時、6月10日は単なる記念日ではなく、ニューヨークのファンにとって特別な意味を持つ一日として語り継がれるかもしれない。

文●小川由紀子

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配信元: THE DIGEST

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